通販企業様の繁栄に貢献する通販システム<後編>
POINT
『コストのかかるカスタマイズ』
『通販シェルパPro3.0 のカスタマイズ』
『通販シェルパPro3.0 を取り巻く状況』
『通販シェルパPro3.0 今後の課題』
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■コストのかかるカスタマイズ
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通販シェルパPro3.0 では、ユーザ様の業務に適合させるため、あるいは足りない機能を追加するためにカスタマイズが必要になる場合があります。

カスタマイズは、実現するためにかかわるプログラムの数や、データベースの構造の変化を伴うものなどが難しく、費用も嵩むものになります。
例えば注文入力を行う際にある入力項目を追加します。
その項目が出荷や請求の処理にかかわり、さらに情報系まで項目を持ちまわるような修正は、全体の整合性を取るために多くのテストを行い間違いが発生しないように注意が必要です。
また、イレギュラーな処理に対応するために加えるカスタマイズ(ごくまれにしか発生しないような注文において、運用の手間を軽減するためにシステムに処理を追加するなど)も非常に難しいものになりがちです。
概してイレギュラーな処理は、正常な流れに対して矛盾するような流れを起こすものです。
このように、正常な流れと矛盾した流れを同時に満足するプログラムというのは非常に難しいものになることはご理解いただけると思います。
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■通販シェルパPro3.0 のカスタマイズ
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では、通販シェルパPro3.0 において比較的簡単なカスタマイズとはどのようなものでしょうか?
例えば、パッケージの汎用性では対処しきれない、各ユーザ様に固有になりがちな機能については、カスタマイズがし易いようプログラムの構造を工夫しました。
お届け可能日の算出などはそのロジックを部品とし、仕様の変更の際にも部品ごと交換できるようにしています。
過去の我々の経験の中から、固有になりがちな部分を事前に部品化し、交換がしやすいように設計を行いました。部品を作ることは非常に難しい場合もありますが、部品さえできてしまえば組み込みは非常に簡単になっています。
このような部品化以外にも、画面上に表示している色などを変えたり、アイコンを変更したりすることは、定義ファイルの修正だけで簡単に実現することもできます。
また、データベースの中身をテキストファイルとして取り出すことも、比較的容易に実現できます。データベース内に保存している情報から加工したり、判定したりすることで抽出されるデータならば小さな作業で可能になります。
ただし、データベース内の項目だけでは判定しきれない内容や、データベースの構造上データ作成に無理があるものなどもありますので、全てが簡単と言うわけではありません。
このテキストファイルはCSVと呼ばれる形式となっているため、Excelなどでそのまま読み込むことが可能です。そのため、定型の帳票を作成するより安いコストで必要なデータの取得が可能となります。
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■通販シェルパPro3.0 を取り巻く状況
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昨年の春から個人情報保護法が全面的に施行されました。
この法律に通販シェルパPro3.0 も大きな影響を受けました。
通販では、お客様の情報が無ければ商品をお届けすることができません。
また、蓄積したお客様のデータベースは何物にも変え難い宝です。
今までのシステムは、注文入力の内容を確認するために受注確認リストが印刷できることが当たり前でした。そればかりか、様々な帳票でお客様の情報を表示することで業務作業の軽減に役立てていました。
しかし、通販シェルパPro3.0 では、お客様の情報の印刷機能を大幅に制限しました。これによりユーザ様の業務作業が今までより煩雑になったり、面倒になったりする可能性があります。
容易に大量の受注確認リストなどが印刷できる場合、その帳票を悪意のある人間が持ち出せないような工夫をプログラムに加えることは可能でしょうか?
例えば、「誰がいつどこから印刷の指示を出したか」と言う情報を残すことは可能です。
しかし、これは使用者に対する抑止力として、または情報の流出場所を特定する情報として利用できたとしても、うっかり印刷したものを処分し忘れて、その印刷物を不注意にも第三者が手に入れた場合などには何の効果もありません。
我々は、このようなリストが印刷できないことが何よりの防御になると考えました。したがって、通販シェルパPro3.0 の基本機能としてご用意することは見合わせました。
また、Web型のシステム構成になった関係で、クライアントに個人情報や重要なプログラム、データベースへの接続情報などを保存する必要がなくなりました。
このため万が一、クライアント端末が盗難にあっても、重要な情報が外部に流出する可能性はありません。
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■通販シェルパPro3.0 今後の課題
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このように外的要因によって機能に制限が必要になることが、今後も発生することでしょう。
(既に日本版SOX法による内部統制の機能などが考えられます。)
これらを、なるべく機能ダウンを起こさせないように、通販シェルパPro に取り込んでいくことが今後の課題になると考えています。
次回は、今後、通販シェルパPro3.0 はどのような進化を遂げて行くのか、将来の通販システムはどのようなものが考えられるのかなどを、開発者の立場からお話させていただこうと思います。
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