荷主企業様から見た物流アウトソーシングとは?(前編)
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■物流アウトソーシングとは?
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一般的にアウトソーシングのことを、外注(外部委託)と言われていますが、基本的に違いがあることに着目していただきたいと思います。
これまでにおこなわれてきた外部委託とは、荷主企業様が必要なときに、必要に応じて業務を委託をする方法で行われてきています。
アウトソーシングとは、複数業務を総合的に、かつ業務範囲をスタッフ業務から管理業務まで拡大し、明確な戦略的に目標をもっておこなわれることを言います。
荷主企業様の都合により、部分的に外部委託をしていた時代から、トータル的に管理できるアウトソーシングに変革し、外注先とは力関係ではなく、情報共有を行い、また外注企業からは業務の仕組みの改革を行い、パートナーとしての質の高い物流を提供していただく関係になってきています。
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■アウトソーシングの目的とは?
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多岐に渡る目的の中、大きな項目として『コスト削減』が上げられます。
「人・物・金・情報」という経営資源を、その企業にとって最も重要な分野である『コア業務』に投入するために、部分外注ではなく、トータル的に外部企業に業務委託をすることが今日のアウトソーシングです。
ここで重要なことは、現状の自社のコストを把握することにありますが、意外に各企業において把握されていない場合が多いのが現状です。
物流コストをどの範囲までとするかも、各企業様によって違いがあります。
ここをまず把握して、アウトソーシングをする範囲の設定からコストダウンの目標設定を行い、それに適合する物流企業にアウトソーシングをする必要があります。
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■アウトソーシングの企業選定
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基本的な選定の方法として「コンペ」がありますが、日本型の企業に、既存の物流企業の値引きのためにコンペを開催するところが多く見られます。
コンペを開催する以上は公平に行わなくてはなりません。条件としては、
1)会社の信用性
2)過去の実績
3)提案内容
4)セキュリティ
5)価格
があります。
ここで、気を付けたい点は、価格第一優先ではないということです。
物流企業の提案内容と実態を確認する必要があります。営業の話だけでなく、実際の業務をしているところまでの確認が必要です。
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■アウトソーシングの失敗例
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私の長い経験の中で、物流アウトソーシングをする企業様が物流企業を変更する場合の理由で多いのは、物流品質およびサービス面で問題が発生し、それに対して改善・改革が進まない企業です。
これは、物流企業に問題がある場合もありますが、原因を分析してみると、実は荷主企業様・物流企業の双方に問題があることが多いのです。
次回はこの問題を、荷主企業様、物流企業の双方側から見た考えをお伝えいたします。
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