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長年、通販企業様の現場で培ったノウハウを、マーケティング担当者が顧客育成の視点から考えます。

(株)スクロール360   木俣

ダイレクトマーケティングに期待する姿は?

ダイレクトマーケティングはフローでなく、ストック型のビジネスモデルである!(前編)

2005年06月28日|コメント(0)トラックバック(1)

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■マーケッターに与えられる課題と制約条件
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 売上目標=○○億円(新規=◎億、既存=●億)

 利益目標=■■億円(新規=マイナス◆億、既存=□億)

 販売管理費(または広告宣伝費)=▲億円

これが毎年、マーケッターに与えられる課題と制約条件である。

カタログ配布数と売上げ・粗利の相関図

上記のグラフは、標準的なカタログ配布数と売上げ・粗利の相関図である。

※配布数として使用しているのは、現在保有する顧客リストであり、左方向に向うほど
 ロイヤリティの高い顧客層であると認識していただきたい。

実際に与えられる課題は、

 第一四半期=?億円、第二四半期=??..

 あるいは、春企画=??億円、夏企画=......

といった具合に、季節分解・企画分解された数値を予算として設定される。

「新規顧客展開は赤字だから、既存客から売上げ・利益を確保しなきゃ!」

「利益を確実にするために、効率のいい顧客にマトを絞って!」

「おっとっと、新規顧客展開の予算割合がこんなに多いと、非効率な
 顧客へのアプローチは、今回見送らざるを得ないかな?......!!!」

こんなやりとり・思考が毎月毎月繰り返されている。

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■レスポンス予測システムの構築効果
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マーケッターは通常、既存客に対する収益確保シミュレーションを行ない、その後に新規客開拓を検討する。

 なぜか?

各企業にはそれぞれの過去の実績が蓄積されている。

それをベースに既存客収益を予測することは、新規開拓からの収益を予想するより、はるかに正確な見通しを得られるからである。

そうなると次のステップでは、予測数値には妥当性・精緻さが要求される。

このニーズを満足するために、各社は顧客のレスポンス予測を行うことになる。

RFM別レスポンス分析,データウェアハウス、数量化理論、データマイニング...... 等々。

こうして各社は、精度アップと作業効率の向上を目的に、レスポンス予測システムの構築に血道を注ぎはじめる ............。

 結果は?

次回プロモーションに対する、新マーケティングシステムは完成した。

従来の「勘」に頼ったビジネスより、あるいは習慣化・固定化された運営方法より、さらに正確に期待値の高い顧客を選択することが可能になった。

迅速なシミュレーションも実現した。

当然担当者の満足感も高まった。

 しかし・・・・・。

残念ながら、その後の売上げは拡大していかなかった。

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