BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の動向
───────────────────────
■BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは
───────────────────────
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは
「ベースとなるITシステムに加え、事務や顧客対応などを含めた業務プロセス全体を請け負うビジネスモデルのことをいう」
と定義されている。
古くからの業務委託ビジネスとの違いは
「提供する業務がITをベースに、より効率良くオペレーションされていること」 とされている。
経済産業省が監修している「情報サービス産業白書」の2003年版ではじめてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が登場したが、この中では
「情報システムの開発・運用監視やホスティング、ハウジングといった形態でのアウトソーシングが浸透してきた。業務を含めたアウトソーシング(BPO)は徐々に拡大するものと予想される」
としか書いてなかった。
ところが、2005年版では
「ITアウトソーシングは堅調である。業務や業種スキルを付加価値とするアウトソーシングサービスとしてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が注目されている」
と書かれている。
2003年の頃は、同時多発テロや不良債権処理の遅れ、デフレスパイラルへの懸念などから、自前で何でも抱え込むのではなく、フレキシブルな経営を目指した「持たざる経営」に関心があった。
すなわち、コア業務以外は外部に出して身軽な経営をしようとする動きである。
───────────────────────
■高成長するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)
───────────────────────
昨今の状況は、業務の効率化・コスト削減を視野にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)、アウトソーシングを考えているとする企業が30%もある。この背景には価格競争力の低下や、マーケットの衰退・縮小から身近に迫ったコスト削減を緊急課題にしている企業が多いことを示している。
通販企業の人件費比率は売上が少ないほど高くなっている。特に売上100億円以上の企業では6%台であるのに比べ、100億円未満の企業では何と15%台になっている。
このような傾向から、最近の中小企業がとった施策では人件費の削減が最も多かった。
また、物流費やIT関連の費用も同様の傾向を示している。
しかし、単にコスト削減だけでのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は危険であると考えている。
今や信頼性や安全性無くして経営を語れない時代である。一度の不祥事やトラブルが企業存続を危うくすることになりかねない。
その為には、企業の業務プロセス全般においてコンプライアンスを遵守する仕組みや、業務運用も重要な経営課題である。
コスト削減しつつも、高い信頼性・安全性を確保し、かつ売上、利益を上げていかなければならない経営環境を考えると、自社で全てを行うより他社との共同でこれらを解決していくという考え方はむしろ自然である。
このことが、最近のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の高成長に繋がっているものと思われる。
───────────────────────
■BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業として
───────────────────────
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)はITをベースにより効率良くオペレーションされていることと冒頭書いたが、ITをベースということで、この業界には多くのITサービス事業者が進出している。
しかし一般的にITサービス事業者は業務・業界知識に弱いとされており、この課題克服に苦慮している面もある。
せん越ではあるが、弊社の「通販ワンストップサービス」は通販ビジネスに特化したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)であると自負している。
親会社が通販の老舗企業であり昭和38年にコンピュータを導入して以来、通販業務全てのシステムをサポートしてきた。
その情報システム部門が分離独立して20年、すでに250社以上の通販企業をサポートしてきた実績もある。
今でこそBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)という言葉が存在するが、弊社は20年前からこの事業を行ってきていることになる。
単に人材派遣や自社の物流機能などの設備を提供しているのではなく、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の定義にあるようにベースは通販業務全てを網羅した通販ITシステム(パッケージ)を基本にしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を展開している。
お客様企業のビジネスの発展と、信頼性・安全性の高いBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業を目指し全社一丸となって頑張っていく所存です。
今後ともより一層のご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
トラックバック(1)
・このブログ記事を参照しているブログ一覧:
・このブログ記事に対するトラックバックURL:
http://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/93
人月単価だけで判断されると困ります 日本で営業活動をしていると、結局「人月単価い 続きを読む
新着記事
- 2012.01.30
- 【第36回】トラブル対応でなくした1000万円
- 2012.01.30
- 【第37回】日本版格差社会がますます深刻化してきた 年末の新聞、情報誌から読み解く日本の経済環境
- 2012.01.30
- 「ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント」他
- 2012.01.16
- 【第12回】市場は世界。打つ手は無限。ECにこそ必要なグローバル視点








コメントする