長寿企業から学ぶもの
POINT
『長寿企業保有国、日本!』
『信用第一主義』
『良い環境作りが重要』
『民営化する意味とは?』
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■長寿企業保有国、日本!
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以前NHKスペシャルで放映されましたが、日本には200年以上も前に創業した長寿企業が3000社もあるそうです。

米国は14社、中国9社、ドイツでも800社で、老舗といわれる企業が日本にいかに多いかがわかります。
そんな長寿企業に共通しているのは、
1)目先の利に走らず、細く長く地道な努力を重ねている
2)昔からの技術力やノウハウを活かし、本業を守りながら新しいニーズに
対応している
3)経営者、社員との一体感、チーム力がある
4)一握りのエリートだけでなく、全社員の才能と経験を上手く活かしている
5)現場や消費者の声をよく聞いている
6)常にあくなき改善、改良を行っている
等々
姑息な手段を使わず、人の英知を出し合い、たゆまぬ努力を重ね、企業としての総合力で生き抜いてきています。
このような行動をしている企業は長続きするはずです。
しかし、どこの企業でもできるわけではありません。
企業にはいろいろな苦難が必ずくるからです。
長寿企業はその度に、楽を選ばず王道を貫いてきているのではないでしょうか。
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■信用第一主義
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経済第一主義、短期的利益を追い求める欧米系の企業と日本企業の差は、長寿企業の数の差としても現れています。
最近は何の兆候もなく、いきなり国内外から敵対的買収が起きたりしています。
しかし、マネーゲームのようにしか考えていない敵対的買収をするような企業は所詮、長続きするわけがありません。
特に日本では信用を基盤にビジネスが成り立ってきました。
信用がない企業、信用できない社員、信用できない商品やサービスを提供していては企業の長期的存続は不可能です。
悲しいかな、近年信用があると思っていた企業でも不祥事が相次いで起きています。
特に、企業ぐるみという不祥事が多くなっていることは残念でなりません。
長寿企業は良い企業環境を築き、それを貫き通しています。
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■良い環境作りが重要
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話は少し変りますが、今年の初めにカンボジアで8歳の時に行方不明になった少女が27歳で発見されたそうです。
ジャングルの中で生活していたので、言葉は話せず、四つん這いで歩き、衣服も剥いでしまうそうです。
以前、ジャングルで旧日本兵が救出されたことがありましたが、あまりにも変わり過ぎた環境に、合わせることが大変だったそうです。
人は置かれた環境の中で、考え方も行動様式も染まっていきます。
その環境が自然と身に付いてしまいます。
そこから、考え方や行動様式を変えていくことは大変なことです。
企業も同じです。
いかに労使が一体となって良い環境を作り出していくかが、重要なことです。
それには、企業理念とそれに基づく行動が確固たるものでなければなりません。
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■民営化する意味とは?
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NTTやJRが民営化されて20年強経ちます。
民営化は成功したのでしょうか?
NTTは未だ巨大独占企業であり、JRも安全を忘れた利益至上主義に成り下がってしまった感があります。
郵政や社会保険庁の民営化も予定されていますが、破綻するからただ民営化するだけでは何も変わらないのではないでしょうか。
変えなければならないものは、考え方や行動様式であり、思いやりや信頼、正義感といったものを前提とした基本理念を貫き、長寿企業にみられるような行動をしていくことではないでしょうか。
民営化ありきの議論ではなく、どのような企業を目指していくのか、ビジョンが欲しいものです。
日本には立派な長寿企業が沢山あります、そのような企業から学ぶ事が多い事を感じています。
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