企業戦略実現にはIT活用が必須
POINT
『コンピュータ導入による効果』
『現代のIT活用』
『IT化がもたらしたもの』
『経営戦略の共有化』
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■コンピュータ導入による効果
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IT化を進める上で、経営トップのやる気がまず重要でありトップ自ら推進すること、そしてプロジェクトの目的や目標が社内でコンセンサスが取れていることが重要であることを前回述べた。
▼前回のコラム「IT化〜まず社長のやる気と社内への周知徹底から」
企業が最初にコンピュータを導入した当初は、業務の効率化や精度の向上に効果が出ることは一目瞭然であった。
乗り物でいえば、自転車が車になったような効果である。

従ってコンピュータは瞬く間に各企業に導入され、コンピュータなくして企業の業務は回らなくなった。
しかし、これはそれまでの手作業をただコンピュータ化したに過ぎず、一時の効果が出た後は何の効果も生み出せなくなった。
逆にそれが足かせになっている場合も多い。
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■現代のIT活用
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今のIT化とはITは二の次であり極論すればどちらでも良いことである。
現状の経営課題を克服すること、将来に向かって経営目標を達成するために企業経営をどのようにするか、戦略を立て実行することが重要なことである。
その為には、まず全社員がお客様起点で知恵を出し一丸となって取り組まなければ達成できないことばかりである。
また、そのPDCAを廻す企業の風土・文化を作り出す必要があり、それは一朝一夕に作ることは出来ないが、少なくとも企業トップ自らが率先し永く続けなければ出来ない課題なのである。
経営戦略の話に何故ITが出てくるのか、疑問に思う方も多いかもしれませんが、それは経営戦略や戦略目標を達成するためには今の時代ITの活用なくして達成不可能だからである。
特に通販業界においては、ITなくして企業戦略の達成は出来ないと言っても過言ではない。
通信販売は企業とお客様の間に物理的な距離があり、その距離を縮めるためにはITが必要不可欠なツールなのである。
また、人間の持っている能力を補完できるのもITである。
あくまでもツールなので、昔のようにITを導入すれば業績が上がるというものではない。
上手く使うことが重要なことである。
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■IT化がもたらしたもの
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例えば車が発明されたおかげで、人力車はバスやタクシーに変わり、飛脚は郵便車や宅急便に変わり、リヤカーはダンプカーに代わった。
車も当初は単純に人や馬、自転車等の動力をただ変換したに過ぎなかった。
しかし、車が普及してくると、車を上手く使うことで新たなビジネスが生まれたり、企業業績を伸ばせる企業とそうでない企業が現れた。
成功している企業は、お客様のニーズを把握しどのようなことを実現すればよいのか常に考えている。
ヤマト運輸はその代表格である。
通販でもおなじみの、荷物追跡情報、時間指定配達、宅急便コレクトなどITを上手く活用している。
企業戦略を考える上でIT活用なくして語れないが、その視点はお客様のために何をすべきかがまず優先課題であり、顧客にとって価値のないものは全て無意味なものである。
ここから、企業の現状を見つめ経営戦略を立案する必要がある。
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■経営戦略の共有化
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経営戦略の実現には経営改革が伴う。
業務改革、業務改善という言葉で言う場合もあるが、一番の改革はビジネスに従事している者のモノの見方、考え方、が代わることであり、思考パターンや行動パターンが代わらなければ何の変革もできない。
その思考パターン、行動パターンは全て顧客に向いていることを意味している。
どうしても会社のためとか、部門のため、自分のためという意識が出てしまいがちになる。
必要性はわかっていても行動に出すことは難しい。
経営戦略では経営理念、ビジョン、ミッションを明確にし共有化をはからなければならない。
しかし、その戦略が出てきた背景を分析し捕らえておく必要がある。
論理的に説明できなければ、共有化も難しいからである。
次回は「経営戦略立案の仕方と留意点」についてお話します。
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