Home > 通販支援Blog > 企業の成功要因を考える! > IT化〜まず社長のやる気と社内への周知徹底から
企業の成功要因を考える!ナビゲータ写真
記事一覧へ

企業経営という視点から会社を育てていく上で必要な事項をお伝えしていきます。

IT化〜まず社長のやる気と社内への周知徹底から

2006年12月26日|トラックバック(0)

POINT

『後悔しないためのIT化』
『IT化における重要条件』
『IT化に向けた社長の役割』

───────────────
■後悔しないためのIT化
───────────────

IT(情報化技術)を導入しようという背景には、業務改革、事業拡大への対応、システムの陳腐化や不具合発生、新規事業への参入などがある。

社長の役割

基幹システムの導入ともなると投資とリスクが伴うものであり、ビジネスに貢献できなければ意味がない。

効果はシステムが稼動してみなければ評価できず、IT化はまさに先行投資そのものであるといえる。しかも基幹システムともなれば安くはない。

システム開発が終わって、こんなはずでは無かったのにと後悔しても始まらない。
すなわちリスクも高い。

そこで後悔しないためのIT化の進め方を考えてみたい。

今回はプロジェクトに入る前の社長の役割である。


───────────────
■IT化における重要条件
───────────────

ITベンダーにシステム開発の話がくるのは、情報システム部門や業務担当者、或いは企画部門の担当者等から来ることが多い。担当者としてはシステム化を推進する為の計画書を作成し、予算化し、決裁を得た上で開発に入ることになる。

なかにはトップ自ら危機を感じ、トップダウンで行なう場合もあるが、大きな企業になるほど少ない。従って担当者は、システム化を推進する為のプロジェクト計画書の作成からはじまる。

しかし、プロジェクトに入る前に社長(意思決定者でありここでは社長としている)や関連部門との理解が得られているか否かが、プロジェクトを進める上で一番重要なことである。

曖昧な計画のまま、プロジェクトに入っても主旨が曲げられたり、当初の目的とは違うものができたり、投資金額が変わったり、無駄な工数に時間がかかりスタートが遅れたり、挙句の果てにユーザーや開発業者と揉め事になったり、良い事は一つもない。

一番被害を受けるのはお客様であり、ビジネスに貢献し効果を上げるべきシステム化が、逆に企業競争力を落としてしまうなどの危険を含んでいる。

まず必要なのは社長がどうありたいか、どうしたいのか、社長の熱き思いとやる気であり、それが社内のコンセンサス(意見の一致、合意)を得ていることが一番重要である。

コンピュータのことはわからないからと、社長が担当に任せきりになったり、社内のコンセンサスを得ていないと、プロジェクトの足を引っ張る人が必ず出てくる。このための対応が一番大変で、プロジェクトリーダの仕事は社内調整なんてことになりかねない。

プロジェクトリーダは、社長の思いを充分察していることが必要であり、社長と充分コミュニケーション出来る人が望まれる。

社長とコミュニケーション出来ない人が担当すると、意思決定は遅れ、調査や資料ばかり増えて余分な労力が必要になることが多い。必要に応じてトップの指示を仰げることはプロジェクトを速く推進できるばかりでなく、方向性を見失わずに進めることが出来る。

逆に社長がプロジェクトに首を突っ込み過ぎて上手く行かない時もある。
あれもこれもと細かな指示をしすぎたり、アイデアレベルのことを口にし過ぎて朝礼暮改※の発言に振り回されたりすることもよくある。

(※朝礼暮改とは、朝に命令を下し、その日の夕方に、それを翻すこと。命令や方針などが頻繁にころころ変わって一定せず、当てにならないことをいう。)


───────────────
■IT化に向けた社長の役割
───────────────

社長は戦略や方針、達成目標を明確にし、それを社内に周知徹底する。
具体的な対策についてはプロジェクトに任せ、やらせることが必要である。

勿論プロジェクトのレビューは必要であり、必要に応じたレビュー会で確認を取っていくことは言うまでもないが・・・。

こんなこと当たり前ではないかと思う方もいるかもしれないが、残念ながらこのような環境下でスタートが切れるプロジェクトは少ないように思う。

大企業病に陥っている会社のプロジェクト、ワンマン社長のプロジェクト等、企業の風土や文化の違いでプロジェクトの進め方もいろいろである。

高い投資とリスクをかけてのシステム化である。社長が先頭に立って推進しているという姿が社員に映っていないと上手くいかない。

上手くいくプロジェクトは、社長、プロジェクトリーダ、社員一人一人の意気込みを肌で感じる。

まずは目的・目標を共有化し全社一丸となってプロジェクトを達成するための環境作りが大切であり、社長の役割は大変大きなものがある。

トラックバック(0)

・このブログ記事を参照しているブログ一覧:

IT化〜まず社長のやる気と社内への周知徹底から


・このブログ記事に対するトラックバックURL:

http://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/214

Home > 通販支援Blog > 企業の成功要因を考える! > IT化〜まず社長のやる気と社内への周知徹底から