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マーケティングを考える

2005年10月11日|コメント(0)トラックバック(1)

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■マーケティング部門のあるべき姿とは?
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マーケティングといえば理論は随分研究が進んでいるようですが、何だかよく分からないといった人も意外に多いのではないでしょうか。

コトラーによれば

「STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)を明確にし、新たなビジネスの進むべき方向性を明らかにして、企業戦略を推進させるものである」

と言っている。

更に製品(Product)、価格(Price)、 流通(Place)、プロモーション(Promotion)の4PをSTP戦略に合わせて立案し、それを実行し、経過をモニタリングしていく活動と言ってます。

しかし、ほとんどの企業のマーケティング部門は、一つのPであるプロモーションのみを行なっているのが現実ではないかと思われます。

従って、マーケティング・イコール・プロモーション活動と捉えている方も結構多いように見受けられます。

本来のマーケティング活動そのものが大きすぎて、マーケティング部門だけでは行なえず、各部門がそれぞれの役割を分担して行なっているからです。

商品は商品部門が決め、価格は商品部門や財務部門が決め、流通は業務部門が決める、などとなっているのが実体ではないでしょうか。

マーケティング部門は販売や販売促進に限定されることになり、その中でしか自分たちの責任を持たないので、あるべきマーケティング活動を行なえていない場合が多いようです。


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■マーケティングは企業経営そのもの
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最近5回に渡り、マーケティングの公開講座がある大学で開催されたので参加しました。

講師は企業に勤めるマーケティング担当の方から、製造・ネット販売会社の社長、企業でマーケティングを実践してきたコンサルタントなどバラエティな方々の講義でした。

それぞれが自分の仕事を通じてマーケティング活動を実践している方の講義なので、理論を並べた学問とは違い具体例が多くわかりやすかったと感じています。

ある企業のマーケティング担当者からは、初めてとなる商品を普及させる時は、商品の製造原価から値段を決めるのではなく、お客様の手が届くところで価格設定をすることがあるそうです。

普通の企業では原価割れでも販売することなど考えられないことで驚きましたが、マーケットシェアを取るということの重要性を感じました。

また小売業の講師からは、某スーパーが、顧客を会員化し顧客の購買履歴を分析して商品構成を変たり、お客様に応じたプロモーションを展開して好業績を上げている事例を紹介されました。

例えばあまり売れない商品であっても、優良顧客がよく買う商品は必ず確保しておかなければならない事など、少し考えればわかりそうなことでも出来ていないことが意外に多いことに気付きました。

マーケティングは企業経営そのものですから、コンセプトは非常に大事です。
企業として変えてよい事と、悪いことを充分認識したうえで、マーケティング戦略を考える必要があります。

マーケターの仕事はお客様に喜んでいただくために、まず知恵を出すことです。
目的が明確になれば、手段・方法を選ぶことが出来ます。

マーケティング部門の位置づけや、マーケターの育成は経営を左右する非常に大切なことであるにもかかわらず、営業部門や開発部門などに目が行き過ぎておろそかになっている場合が多いのではないかと危惧しています。

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