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『メール道』『Blog道』の著者であり、多くの連載記事を抱える著名人です。お客様とのコミュニケーションにお役に立てる記事満載です。

久米繊維工業株式会社   代表取締役社長 久米信行

ブログでわが道を刻んでいく

ブログで商いの原点に立ち返る

2006年11月24日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『お客様がブログに求めているもの』
『ホームページが建前のメディアなら、ブログは本音のメディア』
『ブログで知りたい情報は、カタログやWEBからこぼれた話』
『ブログで広がるクチコミ・ネットコミの優れた点、怖い点』
『お客様と独立自創×共創共栄のブログコミュニティをつくる』

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■お客様がブログに求めているもの
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まずは、ブログを始める前に、商い(通販)で使う心得を学びましょう。

地元特産品の共同市場

第1回でも、「ブログ道」は「メール道」とも相通じ、「おもてなしの心」が大切だとお伝えいたしました。

Give & Give & Given = 与えよさらに与えん。与えよいつか与えられん

 目先の欲得にとらわれず、目の前の縁者のお役に立ちますように
 情報を隠さず分かち合うこと。与え合うこと。
 そこに真心を添えること。心を込めること。」

メディアこそ変われど、お客様を思う心こそが、何より大切な心得であることに変わりはありません。

しかし一方で、ブログは、ホームページやメールマガジンとも、またメールとも、性格が異なるメディアでもあります。

当然ながら、お客様がブログで提供して欲しい情報の種類も異なるわけです。

まずは、お客様がお店のブログに何を期待しているかを知っておく必要があるでしょう。


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■ホームページが建前のメディアなら、ブログは本音のメディア
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先日、日本財団のCANPANブログ大賞の審査委員長を務めた際に、
https://blog.canpan.info/blog_award/

審査委員の心をつかんだブログの数々には、ある共通点があることを実感しました。

いわゆる「ブログらしい記事」に感動する方が多かったのです。

公益ブログと、通販ブログの差こそあれ、読者と書き手が「感動で結ばれること」こそが「ブログ道」の基本になると思います。


この審査委員会では、まず、

 1)思わず家族にも読ませたくなる
 2)思わず自分も書きたくなる
 3)思わず応援したくなる

という3つの視点で審査をお願いいたしました。


しかし、驚いたことに、ホームページ以上に評価が分かれて「みんな違って みんないい」という結果になったことです。

そして、団体による秩序だった左脳的な「情報・知識の発信」より、個人が自由に書いた右脳的な「熱い想いの放電」が評価されました。

また高尚な理念よりも、身近な日常の感動を記述したブログ記事が共感を呼びました。


即ち、ブログは「建前」よりも「本音」のメディアであり、より個人的で感情的な「熱いブログ」の方が、より心に響くということでしょう。


きっと通販店長のブログにも求められるのは、商品やマーケティングの知識ではなく、一個人としての情熱や感性なのです。

お客様への使命感や対人感受性に富み、自らの商品にほれ込んで自分の言葉で語れる店長...

お客様からの日常のちょっとしたお褒めやお叱りの言葉に一喜一憂しながらも、それをありがたく受け止め感謝と改善の心を忘れず言葉にできる店長...

そんな店長が、建前メディアのホームページやカタログにない生きた情報をお客様と対話しながら、自分の言葉で熱く書き続けてこそ深い共感が得られるのではないでしょうか。


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■ブログで知りたい情報は、カタログやWEBからこぼれた話
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通販会社のネット店長ならご存知の通り、

コストと売上の関係が明確な、カタログやWEBスペースの中で、一品あたりに充てられるスペースは限られています。

しかし、あらゆるデータをネットで検索して見つけてしまう新時代のお客様は、限られた情報で満足できるわけがありません。


NHKの人気番組「プロジェクト〜」で舞台裏の感動を知ってしまったお客様が知りたいのは、

美しくデザインされた広告ページやキャッチーなコピーだけではないのです。

その商品を実際に作っている人や現場のありのままの姿や、商品が生まれるまでの開発秘話こそ知りたいのかもしれません

また、実際にその商品を使っている人の
生の感想=褒め言葉やお叱りの言葉も聞きたいことでしょう。


先日、八戸ならではの地元特産品を創造して、ブログを活用しながらネット通販しようという「おあがりゃんせ はちのへ」の勉強会に呼んでいただきました。

その第一号開発商品が、地元の共同市場「八食センター」の通販ページでいよいよ発売されましたが、
http://www.849net.com/shop/product.asp?p=1161930367

この通販ページの「八鯖の味噌づくり」だけでは開発秘話が、調味を担当した谷口板長の言葉で語られています
http://mycasty.jp/hachinohe/html/category/c_1_28744.html

この事例をご覧いただければ、通販ページとブログとが有機的に結びついてはじめて、魅力的な情報提供になることがご理解いただけますことでしょう。


さらに、通販の個別商品ページからお客様の賛否両論のブログ記事に飛べるような店長ブログ記事へのリンクまであったら感動的です。

まさに、お客様の知りたい欲求、検索行動を先回りした、積極的な情報公開の姿勢がうかがえるはずです。


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■ブログで広がるクチコミ・ネットコミの優れた点、怖い点
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もしも、こうした積極的で情熱的な情報公開の姿勢を貫くならば、ブログでのクチコミ、ネットコミは自然に広がっていくことでしょう。

私もブログでのネットコミの恩恵を実感しています。


例えば、1年近く前に出版した拙著「ブログ道」↓ という書名と
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757101694/micjapancojp-22/ref=nosim/

「久米 信行」という著者名でGoogle検索をいたしますと、約44,000件がヒットいたします。(2006/11/20現在)

ありがたいことに、その中には、お世話になっている縁者から面識のない方まで、ブログ記事でのご紹介が多数並んでいます。

これは、ほとんどが、発売後わずか2〜3ヶ月で広がったネットコミなのです。


もちろんその全てを読んだことはありませんし、中には、厳しいご評価もあるでしょう。

私の知らないところで、酷評記事が回覧されているのかもしれません。


しかし、もはや好むと好まざるとに関わらずブログコミを止めることはできません。

アルファブロガーと呼ばれるような影響力のある方に、お金を払って書いてもらおうとしても、あっさり突っ返されてしまうかもしれません。

むしろ、その工作行為自体が、いずれ多くの人に知られかねません。
そして信用を失墜落としてしまうかもしれません。


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■お客様と独立自創×共創共栄のブログコミュニティをつくる
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ですから、商いを志す私たちにできますことは、ブログという素晴らしいツールを活用して、

1)お客様のために、情報公開できるものは、なるべく隠さず素早くオープンにすること

2)お客様の声に耳を傾けて、魅力的な商品やサービスを開発し改良しつづけること。

3)会社の一員としてより1人のあきんどとしてお客様と熱く真摯なコミュニケーションをはかること

...ぐらいしかなさそうです。


まさに、店長自らが商品もブログもコミュニティも「独立自創」していく心構えが必要です。

そんな心意気が、じわじわとお客様に響いていけば、やがて、商品開発に関する貴重なヒントや商品や店長を応援するブログコミも自ずと、寄せられてくるかもしれません。

これこそ「共創共栄」のブログ共同体ではないでしょうか。


ブログやSNS社会の行く末は、

売る人や創る人の顔が、さらには買う人や使う人の顔が見えて信頼の礎となるような、古くて新しい「ネット村社会」ではないかと思うのです。

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