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長年企業様のブランディングに関わり、独創的なマーケティング手法やアイデア開発手法を用いた企業のコンサルには定評があります。

岩田事務所   代表 岩田桂

ブランドを守り通すための知恵の戦い<後編>

ブランド開発に隠された光と影

2007年09月26日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『2つの重要な提言!』
『半旗を翻すもの』
『注意しなければならない10項目』
『不変の成功の方程式』
『大魔神になる時が必ずやってくる』

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■2つの重要な提言!
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いよいよ当講座も残すところ、あと2回となりました。
感動の商品つくりとは「ブランドつくり」なのだという視点でお話して参りました。
顧客に優位的に選択されるための「印」を施すことの様々な視点をご理解いただけたと思います。

ブランド開発に隠された光と影

さてここで、2つの重要な提言をいたします。

1)大魔神になる時が必ずやってくる
2)ブランド・アイデアはこうつくる

いずれも感動のブランドを作り上げ、鍛え上げるのに必要な熱き教養となります。

今回は重要な提言の1つ目「大魔神になる時が必ずやってくる」についてお話したいと思います。


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■半旗を翻すもの
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8回に亘って、強い企業、感動を創造する企業、価格下落を回避するためのブランドつくりを様々な形でお話してきました。

しかし、皆様に警告をしておかねばなりません。

それは今までお話ししてきた項目を、既存の組織の中で応用する場合に起る危険性についてです。

なぜなら「感動の商品つくり」の方法の多くは、企業エゴや保守勢力の考え、後発開発優先のベター戦略を信奉する多くの経営に対して、公然と半旗を翻すものだからです。


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■注意しなければならない10項目
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たとえば以下の10項目には注意してください!

1)安く売らなくてはならない理由は、自社の都合があるからだ
  ⇒ 安くても自社設備が回わればいいんだよ、の保守の声には誰も逆らえない。

2)万人向けの商品なんて、ある訳がない
  ⇒ 誰も焦点を絞り込むことを望まないから厄介です。

3)高い利益率を目指そう
  ⇒ 利益が出なくても「売上至上主義」を「顧客第一主義」の御旗に
    すりかえなければ、現場はやってられないよ。

4)2番手のベター作戦なんぞは、幻想の発想だから止めよう
  ⇒ こんな楽なやり方を捨てろと言うのか。
    そして先発商品の「製品仕様の粗探し」に精を出す人々。

5)「小が大を売る」ことを全員で理解しよう
  ⇒ 有能な若いマーケッタ―は、自分達の細々とした仕事が
    カットされるような絞り込みには抵抗をするしかない。

6)「ブランドの製品拡大症」は最悪のシナリオだから止めよう
  ⇒ この製品ラインの拡張は、役員会で華々しく取り上げられる議題となる。
    しかしこの最悪の決定に敢えて異を唱える幹部は、まずいない。

7)カテゴリーNO1を目指そう
  ⇒ なにも先頭を切ってまでやるべきでない。リスクを誰が負うのかい。

8)顧客の心に一つの言葉を植え付けていますか
  ⇒ 「さあ、知らないね」、それは宣伝部がやることじゃないの。

9)リピーターを大切していますか
  ⇒ 新規開拓をしないと、上司からどやされるよ。
    しかも釣った魚に餌をやるって、馬鹿じゃないの。

10)リーダーは熱きビジョンを語ろう
   ⇒ ビジョンを語ろうにも、それだけの人材がいない。

など経営者や幹部というものは、自分たちのビジネス資産の拡大をカットする企ては、決して快く思わないのが性です。
これがビジネス界の現実です。


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■不変の成功の方程式
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しかし、これまでお伝えしてきた方法は「不変の成功の方程式」です。
ここであなたに問います。

この方法を試みると、あなたはかなりの高確率で成功の道を歩くことができます。

しかしそれと引き換えに、あなたは抵抗勢力や現状維持派から非難され、最悪の場合は会社を首になる危険が待ち構えています。
二律背反地獄があなたを待ち構えているのです。

あなたは、あなたを非難する彼らが交代するのを辛抱して待ちますか。
それとも大魔人となって、味方をも踏み潰しながら成功の方程式を試みますか。

いずれにしてもどちらとも安易な道ではありません。


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■大魔神になる時が必ずやってくる
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さらに企業のリーダーに問います。

このような大魔人をあなたは見殺しにして、平穏無事な経営を目指しますか。

しかしいずれの意思決定をする場合にも、リーダーのあなたは、おそらく神に問いかけるはずです。

「経営陣は変わっても、成功の方程式は不変である」

ことへの確信と、大魔神の志を持つ仲間や部下たちの、処遇のありかたについて問いかけるはずです。

そしてその真摯な問いかけこそが、実は、企業を活性化し、彼らを活かしきる唯一の方法であることも学ぶはずです。

経営者は心の中に「一匹の鬼を飼え」と先人たちは教えています。
経営とは「経」を「営む」と書きます。
仏法にも通じる意味深い言葉だといえます。

以上、ブランド開発に隠された光と影の修羅のドラマについてお話いたしました。


次回は、いよいよ最終回です。
重要な提言の2つ目「ブランド・アイデアはこうつくる」についてお話させていただきます。

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