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戦略的なWebサイト構築・運営を手掛けるエクストラコミュニケーションズ社より、多くのECサイトを手掛けてきた実績ノウハウをお伝えします。

(株)エクストラコミュニケーションズ   代表取締役 前野 智純

PCよりモバイル?【2】 やっぱり売れてるモバイルECの特性(木根)

PCよりモバイル?【3】 やっぱり売れてるモバイルECの特性(木根)

2009年08月10日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『モバイルECに欠かせないプロモーション手法』
『モバイルSEM』
『モバイルメール・アフィリエイト』

一昨年、情報通信総合研究所の調査・研究(「携帯電話サービス普及による日本経済への波及効果」)では、06年2,378億円だったモバイルEC市場が、2010年には6.3倍の1兆4,870億円まで拡大するとされていた。実際、昨年(2008年)のモバイルEC市場は8,689億円(前年比19%増 ※総務省調査結果)と市場は順調に拡大している。

また、以前は、モバイルで売れるものといえば、ダイエット商品や化粧品関連であったが、アパレルや日用品も売れるようになってきた。ビッダーズではモバイルでお米が売れているそうだ。 

さて、前回は、制作的な側面から、モバイルECサイトのトレンドをお伝えした。今回は、これまでの最終章として、モバイルECのプロモーションについて紹介していく。


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■モバイルECに欠かせないプロモーション手法
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まず、モバイルECサイトへの認知経路について、男性は先に「パソコン用のECサイト」で、そのサイトのモバイル版を認知したケースが25.7%、女性は14.0%で約10%近い差が生じている。一方、女性は「通販雑誌・広告」から認知するケースが17.0%に対して、男性は3.3%と差が生じているらしい。

買物頻度が高頻度な人と全体平均を比較した結果では、男性は「au のカテゴリ検索」や「携帯インターネットでたまたま見つけた」の項目で、全体値よりも高頻度者の割合が高い結果となっていた。

一方、女性でも「携帯でインターネットを検索」、「携帯のインターネットでたまたま見つけた」の項目で、全体値よりも高頻度者の割合が高い傾向にある。つまり、買物頻度が高頻度な人ほど、携帯インターネットを多く利用する傾向にあると推測できる。(株式会社medibaと日経ネットマーケティング協同調査より)

ということで、下記に基本的なモバイルのプロモーション手法を洗いだすが、今回は、この中でも、モバイルECに欠かせないプロモーション手法として、2)のモバイルSEMに焦点を絞ることにしよう。


1)モバイルメール
2)モバイルSEM
3)モバイル広告
4)モバイルアフィリエイト


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■モバイルSEM
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モバイルSEMとは、モバイルでの検索エンジンを活用したマーケティングのことを指す。具体的には、Yahoo!で使われているオーバーチュアやGoogleのアドワーズなどを活用するリスティング広告(検索連動型広告)や、SEO (Search EngineOptimazation)などのマーケティングのことだ。

SEOのノウハウはPCと似ている部分が多くある。できるだけ多くのサイトにリンクを貼ってもらったり、より多くのコンテンツをサイト内で提供するといった方法は、PCもモバイルも変わらない。しかし、まだまだノウハウが確立されておらず、検索エンジンのアルゴリズムが頻繁に変わることもあって、非常に難しいとされている。できれば、Yahoo!のビジネスエキスプレスなど、モバイル版のカテゴリ登録はオススメしたい。登録は有料だが、カテゴリ登録は効果を感じられる。

次に、リスティング広告について、下記にモバイル版リスティング広告の一覧覧と簡単な解説を紹介する。 

●スポンサードサーチRモバイル
http://ov.yahoo.co.jp/service/srch_m/index.html

Yahoo!モバイルで表示される広告。Yahoo!以外の提携パートナーサイトにも掲載される。

●Google Adwords モバイル広告
http://services.google.com/adwords/mobile_ads_jp

Googleの検索結果に掲載され、BIGLOBEやGREEといった提携媒体にも掲載される。

●JアドリスティングモバイルONE
http://www.jlisting.jp/jadlisting_m/

livedoor、Nifty、Ask.jp、BIGLOBEなどの提携媒体に掲載される。キーワード別の入札制ではなく、カテゴリごとにクリックあたりの価格が決まっている。

●ANEMONE Listing
http://www.xlisting.co.jp/Service/Anemone/index.html

X?Listingが運営しており、goo、excite、魔法のiらんどなどに掲載される。

●S.Listing(サーチテリアリスティング)
http://www.searchteria.co.jp/service/ad/

様々な広告掲載提携サイトに掲載されるが、あまり知名度が高くないサイトが多い。

●KEITAI Premium Search!
http://www.camobile.com/service/ads/searchads/index.html

サイバーエージェント子会社のCAモバイルが運営している。


前述したように、買物頻度が高頻度な人ほど、モバイルインターネットを多く利用する傾向にあるようなので、モバイル検索エンジンにおけるプロモーションは欠くことができない。キャリア別の利用割合を考慮すると、まずはドコモやauを対象に、Googleアドワーズに出稿してみるとよいだろう。


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■モバイルメール・アフィリエイト
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プッシュ型の主要施策であるモバイルメールについては、情報収集には事欠かないと思われるが、筆者が実感する「効果を高めるための要素」は、デコメの活用とタイトルの工夫、そして配信のタイミングの3点。この中で、タイトルについて、もう少し紹介しよう。色んなメールタイトルをみるが、多いのが割安感を与える表現

「○○が980円!」や「2点で¥5,000→¥1,980!」など価格そのものを記載するパターン、「○○%OFF」「○割引き」などの割引率を訴えるパターン、「限定」「Sale(セール)」といった表記もみられる。やはり、メールについては、何度も配信する中でテストを繰り返し、効果を検証することが近道だ。

最後に、モバイルアフィリエイトについて、ASPの機能を比較しているサイトを紹介しよう。参考になれば幸いだ。

携帯アフィリエイトASP徹底比較(http://keitaiaffiliate.biz/


以上、これまで3回に渡ってモバイルECについて連載を行った。3度に渡りお付き合いいただいた読者には、心から感謝したい。読者のみなさんにとって、何かひとつでも参考になれば幸いです。


<<最後にご参考までに・・・>>
tips:電通とD2Cが共同で広告商品を開発した。テレビCMに連動したiMenu広告を掲載して、検索以外からユーザーをサイトへ誘導するためだ。
電通によると、iMenuに広告を掲載することで、より少ないアクションでユーザーがサイトにたどり着けるようになるという。また、モバイル広告だけではモバイルコンテンツに慣れたユーザーが多く集まり、集客しても目当てのコンテンツをダウンロードするとすぐ退会してしまう場合が多いのに対し、テレビCMを併用することで、これまでHTMLメール素材をあまり使ったことのない層も呼び込むことができ、継続率が高まるとされている。
結果はどうなるかわからないが、モバイルとテレビをうまく連携させた広告だ。ただ、ドコモユーザー以外はどのように誘導するのかは不明だが。。。

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