アクセスログ解析から見たSEO向上テクニック【実践編】(犬塚)
POINT
『SEO対策も投資』
『検索エンジンの浸透度』
『検索キーワード』
『検索エンジンの種類』
『検索キーワードのゆれ』
『参照サイト』
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■SEO対策も投資
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前回は、SEO対策のためのアクセスログ解析の活用について、どういったポイントを見るべきなのかを主眼にお話させていただきました。今回は、そこから一歩踏み込んで、より実践的にアクセスログ解析を使用して、SEOを向上させるためのテクニックについて取上げたいと思います。
前回でも再三述べましたが、SEO対策を考えるうえで一番重要なのは、検索結果の順位ではなく、「コンバージョン」です。どれだけ需要があるキーワードで上位表示されても、それが必ずしも成果(購入)に結びつくとは限りません。むしろロングテールと呼ばれるようにニッチなキーワードの方がコンバージョン率が良いケースは数多く存在します。
このようにアクセスログ解析は、ユーザーが購入まで至ったプロセスを読みほどいていき、その中から需要の多いルートを見つけ出し、サイトを最適化していく・・・という作業です。
SEO対策も投資です。リスティング広告のように1クリック××円というような直接的なものでなくても、そこに少しでも作業が生まれれば同時にコストが発生します。
アクセスログ解析を利用した改善とは、これら投資に対しての効果をより高めていくため(ROIの向上)の対策と言えるでしょう。
では、前回に引き続き、アクセスログ解析を使った実践的な向上テクニックについて述べていきたいと思います。
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■検索エンジンの浸透度
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アクセスログ解析でSEO対策について見ていく場合、何よりもまず現状がどのような状況なのか把握しなければなりません。そこで自社サイトに訪れるユーザーがどれだけ検索エンジンを利用しているのかという「検索エンジンへの浸透度」を見ていく必要があります。
サイトへの訪問手段というのは、検索エンジンの他にも、他サイトからのリンクやブックマーク、URLの直打ちなど様々な方法がありますが、それら全訪問数の何%が検索エンジン経由なのか・・・という点を見ます。
弊社が携わっている何十?百というサイトの傾向を見るとだいだい正常なラインというのは、全訪問数の60%から80%が検索エンジン経由です。この数値よりも低いという場合は、SEO対策が弱い証拠です。
逆にこのような状態であれば、基本的な対策というものが抜けているケースで、少しの改善でより高い効果が表れやすい状態でもあります。
具体的な対策として、ページ内におけるメインキーワード(例えば、農業用品におけるショッピングサイトであれば、「農業用品」など)がタイトルタグに挿入されているのかどうか、またサイトの個々のページにおいてもそれぞれのテーマにあったキーワードが挿入されているのかどうかを見てください。
商品ページであれば、当然商品名を記載するのは、当然のこと、1商品1ページになるようなサイト設計を行います。(例:「××型草刈機 農業用品を扱う"店舗名"」)
これらは、SEO対策としては基礎的なことですが、最も効果の高い手法でもあります。
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■検索キーワード
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どういった検索キーワードでユーザーが訪れているのか調査し、改善します。
目指すべきキーワードとの現状の結果を見比べるわけですが、キーワードの中には、予想していなかったキーワードでの来訪が必ずあります。特にそれらキーワードの上位のものだけをピックアップし、そのキーワードでどのページに来訪しているのかを調べてください。
そして更なる訪問数の増加を目指すためにタイトルタグはもちろんのこと、ページ内の適切な位置に挿入し、また同時にそのページからコンバージョンに至るまでの導線がしっかりと設計されているのかチェックしましょう。
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■検索エンジンの種類
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ユーザーが使用している検索エンジンがYahooなのかGoogleなのか、もしくはMSNなのかを調査します。
サイトのテーマによって、ユーザーが使用する検索エンジンは変ると言われていますが(例えばGoogleユーザーは、ITリテラシーが高いユーザーが使用している傾向が強い)、それ以前に単純にサイトのSEOが適切になされていないために特定の検索エンジンに偏っているのかもしれません。
一般的には、Googleは外部要素(被リンク)に重きをおき、YahooはGoogleよりも内部要素(ページ内のキーワード等)を重要視すると言われています。ですので、アクセスログ解析の結果からそれらをどういった状態なのかを把握し、それぞれの検索エンジンの特徴を踏まえて対策を施してください。
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■検索キーワードのゆれ
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キーワードのゆれとは、ひとつの用語にも漢字、カタカナ、英語、など様々な表記があることを指し、「バイオリンとヴァイオリン」のようにヴァリエーションの違いや、単なるユーザーの打ち間違いによるものもあります。
弊社でも実際に、需要は同じキーワードでも競合数が違うという状況がありました。
例えば、「ECーCUBE」というキーワードの場合、ハイフンがあるものが正式なサービス名称なのですが、実際のところ、ハイフンなしの「EC CUBE」での検索需要も多いことが判明しました。
さらに調査すると、二つとも需要が同じにもかかわらず、競合数が「EC CUBE」のキーワードのほうが圧倒的に少なかったわけです。その結果をもとにハイフンなしでのキーワードでより対策を施した結果、訪問数が増加しました。
このように運営されているサイトのメインキーワードについて、どういった表現方法があるのか考えるとともにログ解析結果から、現時点でどのキーワードのゆれがあるのかも調査し、改善しましょう。
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■参照サイト
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どういったサイトからリンクをもらい、ユーザーが訪れているのかを調査します。
SEO対策において、他サイトからリンクをもらう(被リンク)ことは非常に重要な要素です。いつの時期に、どのサイトから、どのページへリンクをもらったのか(ユーザーが訪れているのか)を調べます。
これにより、なぜ他サイトからリンクもらえたのかその理由付けまでを含めて考えます。
結果、キャンペーンによる一時的なものなのか、長期的なものなのかを判断し、次につなげる施策へと展開します。
以上、これまで述べてきたのはまだほんの一部に過ぎませんが、その中でも重要度の高い対策手法を述べさせていただきました。一度お試しいただき、少しでもサイト改善にお役立ていただければと思います。
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