アクセスログ解析から見たSEO向上テクニック(犬塚)
POINT
『SEO対策とアクセスログ解析の密接な関係』
『検索結果の順位ではなく、コンバージョン』
『アクセスログ解析による検索キーワードの見るべきポイント』
1)クリックして来訪したユーザーはどれくらいいるのか。
・・・
7)来訪している月日に主だった変化はあるのか。
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■SEO対策とアクセスログ解析の密接な関係
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集客方法のひとつとして欠かせないSEO対策ですが、意外にもアクセスログ解析と併用して語られることが少ないように思えます。本来、SEO対策とアクセスログ解析は密接な関係にあり、切っても切り離せないものです。
むしろアクセスログ解析なしにSEO対策を行っている場合があれば、それは正しい対策とは言えません。
無料解析ツールである「Google Analytics」の登場以来、アクセスログ解析への関心は高まりつつあり、サイトへ導入されているユーザーも多くなっています。しかし、その解析の重要性はわかっていても何をどう分析し、改善すればよいのかわからないという声はよく耳にします。
今回は、アクセスログ解析から見たSEO対策をテーマに、その考え方、閲覧方法をご紹介します。ぜひ、ECサイトの改善に役立ててください。
※今回ご紹介する内容は、無料アクセスログ解析ツールである Google Analytics でも解析可能なものを記載しています。
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■検索結果の順位ではなく、コンバージョン
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SEO対策を考える上では、どうしても検索順位に意識が向きがちになり、本来目指すべき目的を見失ってしなう場合があります。SEO業者の宣伝文句も「弊社の実績は、○○で1位」とか「完全成果報酬で上位表示できなければ料金は入りません」と、あたかも上位表示ができれば成果がでるような表現で興味を惹かせます。
しかしながら、いくら需要があるキーワードで上位表示されても、それが必ずしも成果に結びつくとは限りません。
実際、弊社は数多くのECサイトを運営し、それらの解析を行なっていますが、ビッグキーワードと呼ばれる検索回数の多いキーワードが必ずしもコンバージョンが高いという結果は出ておらず、むしろ商品名などのニッチなキーワードのほうが、成果がでている場合があります。このように本来のECサイトの目的はコンバージョンであり、SEO対策はそのひとつの手段に過ぎないということを認識しておく必要があります。そして、そのために必要なのがアクセスログ解析による分析です。
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■アクセスログ解析による検索キーワードの見るべきポイント
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アクセスログ解析からSEO対策について考える場合、最重要なのはどのようなキーワードで来訪があったのかという「検索キーワード」の調査です。
この検索キーワードを調べることによりSEOの様々な効果を測定することができます。
下記にその見るべきポイントを挙げてみました。
1)クリックして来訪したユーザーはどれくらいいるのか。
→実際の検索エンジンの順位と比較して、需要があるのかどうかを調べます。
検索結果が良い(例えばYahooで1位)にもかかわらず、需要が少ない場合は検索結果のタイトル、説明文の訴求力に問題がある場合があります。
リスティング広告と同様に、SEO対策においてもタイトル、説明文にも気を配りましょう。
2)購入(コンバージョン)まで至った率はどれくらいか。
→来訪数が多いキーワードが必ずしもコンバージョンに比例するとは限りません。
ロングテールによりニッチなキーワードのほうがコンバージョン率が高い傾向があります。
需要(来訪数)が少ないにもかかわらず、コンバージョン率が高いキーワードは、お宝キーワードであり、さらなる相乗効果を狙うためにリスティング広告の出稿も考えと良いでしょう。
3)キーワードで来訪したユーザーの直帰率はどうか。
→直帰率が高い場合、検索ワードとクリックした後のページ内容にギャップがないか確認しましょう。
通常、深い階層にあるページは、直帰率が高い傾向にあります。階層が深くなればなるほど、内容もニッチとなり、純粋に1ページの内容のみを見るだけでユーザーは満足する場合が多いからです。こういった場合、滞在時間も併せて見ながら判断します。
滞在時間も見ることで、ユーザーが内容をしっかりと閲覧しているのかどうか見ることができるからです。
※直帰・・1ページのみ閲覧してサイトを離脱すること。
4)平均ページビュー数、滞在時間はどうか。
平均ページビュー数、滞在時間の数値が高いキーワードは、ユーザーの関心が高いキーワードであり、=見込みが高いキーワードであるとも言えます。さらに直帰率が低いキーワードであれば優良キーワードなので、より需要を増やすために対策を行うべきでしょう。(例えば、そのキーワードでの集中的なSEO対策やリスティング広告への出稿、もしくは、ページ内部のコンバージョンへの導線の検証 など)
5)新規ユーザーかリピーターなのか。
最近は、ブックマークからの来訪ではなく、特定のキーワードで毎回検索して訪れるリピーターユーザーも存在します。そのリピーターを育てるためにも、そのキーワードの閲覧先ページ(クリックした後のページ)の更新頻度やコンテンツ内容、目的地への導線を見直すと良いでしょう。
6)検索キーワードの種類はどうか。
アクセスログ解析の結果はあくまでも現状の状態を示しているに過ぎません。
そもそもSEO対策で目指すべきキーワードでの来訪があるのかを調べます。
目指すべきキーワードと現状の結果によるギャップをしっかりと認識しましょう。
7)来訪している月日に主だった変化はあるのか。
広告出稿やリアルでの動きの変化により、短期間により集中的にアクセスがある場合があります。これらのキーワードは、通常のキーワードと混同しないようにしましょう。
いかがでしょうか。検索キーワードだけを取りあげても、アクセスログ解析により様々な要素を分析することが可能です。アクセスログ解析を導入させているのであれば、上記で取りあげた要素をもとに一度、調べてみてください。
それでは、次回ではよりアクセスログ解析を活かした実践的な対策手法をお伝えします。
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