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戦略的なWebサイト構築・運営を手掛けるエクストラコミュニケーションズ社より、多くのECサイトを手掛けてきた実績ノウハウをお伝えします。

(株)エクストラコミュニケーションズ   代表取締役 前野 智純

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今すぐ実践!ログ解析の「検索キーワード」から見るECサイト改善法(犬塚)

2008年01月15日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『すぐに実践できるECサイトの改善方法』
『隠れたユーザーの声が詰まっているサイト内検索キーワード』
『売上げ向上に必須!サイトのロングテール化を調査する』
『ユーザーの関心が高い優良キーワードの見つけ方』

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■すぐに実践できるECサイトの改善方法
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これまでもこのコラムではアクセスログ解析について何度も述べられていますが、(私も以前「進化していくアクセス解析 〜次世代の解析ツール〜」という記事を寄稿させていただきました。)今回は少し趣向を変え、ログ解析における「検索キーワード」に主眼をおいて、すぐに実践できるECサイトの改善方法をご紹介します。

検索キーワードにはユーザーの潜在需要が潜んでおり、そこにはマーケティングに役立つヒントが隠されています。ログ解析ツールにもキーワードに関連した解析項目は多く、その重要性は非常に高いものです。
また、今回ご紹介する内容は、無料ログ解析ツールである Google Analytics でも解析可能なものを記載していますので、これらをぜひ実践し、ECサイトの改善に役立ててください。


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■隠れたユーザーの声が詰まっているサイト内検索キーワード
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大規模サイトのみならず、ECサイトやブログにも多く設置されている「サイト内検索」。
ユーザーに効率よく情報を入手してもらうというユーザビリティの向上が本来の目的ですが、実はマーケティングに役立つヒントが隠されています。
それは、ユーザーが検索する際に入力した検索キーワードです。

サイト内検索は、一度サイトを訪れたユーザーが検索しているため、ユーザーの要望と合致すれば商品購入(=コンバージョン)まで至る可能性も高く、外部の検索エンジン(Yahoo、Google)キーワードよりも潜在需要があります。

例えば、検索キーワードそのものから、ユーザーがサイトに対して何を求めているかを知ることができる他、その検索回数から需要度も測ることができます。特にECサイトであれば、ダイレクトに商品名を検索する場合がほとんどなので、ユーザーの需要を満たす商品が存在するのかなどといった問題発見にもつながります。弊社が運営しているサイトにおいても、運営者の思惑とは違う商品名がよく検索されていることが分かり、その商品をトップページ全面に押し出したところ、コンバージョン率が上がったというケースもあります。

もし、検索結果を自由に操作できるのであれば、需要が高かったキーワード(商品)について

(1)そもそも商品が存在するのか
(2)適切な検索結果が表示されているかどうか
(3)多くの関連ワードでその商品が表示されているかどうか
(4)表示結果が多かった場合、閲覧してもらいたいページが上位に表示されているかどうか

、などを見直します。
このようにサイト内検索を設置しているのであれば、ユーザーの隠れた声を見落としてしまわないためにも、必ず検索キーワードを解析しましょう。 

Google Analyticsでは、昨年、新機能としてサイト内検索の解析が追加され、その解析機能は非常に強力なものとなっています。機能として、検索回数、検索キーワードからのコンバージョン測定、検索結果の離脱率、再検索率、検索後の時間、検索深度(検索後に閲覧したページ数)などが解析でき、より深くユーザーニーズを探ることができます。

※SEOやリスティング広告などでもともと来訪者が多いキーワードは、必然的にサイト内検索の検索回数も多い傾向にあるため、検索後の時間や検索深度とも絡めて潜在的なニーズを引き出しましょう。

[メモ]
サイト内検索を導入していない場合は、ベータ版ですが
Google coop(http://www.google.com/coop/)を使用するのがオススメです。


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■売上げ向上に必須!サイトのロングテール化を調査する
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実店舗では取り扱いにくいニッチ商品群も、ECサイトにおいては、ロングテールが効果的に働けば、それらは欠かせない収入源になります。
商品を多く取り扱うことはロングテールへの第一歩ですが、それら個々の商品ページが検索エンジンに認識され、それぞれのキーワードにて上位表示される必要があります。
(例:「餅切り器」と固有の商品名でユーザーが検索した際、トップページではなく「餅切り器」の商品ページが検索結果に表示されること)

実は、ログ解析ではこのロングテール化がどれくらい進行しているのか調査する方法があります。それは、検索キーワードを調べる際に、どういったキーワードで検索されているのかと同時にどのくらいの種類のキーワードが使用されているかを調べるというものです。
様々なクライアントのログ数値を見ると最低でも商品点数×25†30倍のキーワードの種類が計測されていないとそのサイトはロングテールが機能していないと言えます。
もし、このような状態であれば、

Google ウェブマスター ツール(https://www.google.com/webmasters/tools/docs/ja/about.html)

を利用して、1ページ1ページ検索エンジンに認識させたり、商品名をタイトルタグやページ内部に埋め込ませるなどの検索エンジン対策を施しましょう。


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■ユーザーの関心が高い優良キーワードの見つけ方
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検索エンジンの検索キーワードは、ログ解析で調査すると膨大です。
サイトにもよりますが、その数は数百†数千、数万にまで及びます。
そのような膨大な数では、解析ツールを見る時も必然的に上位キーワードのみを見て満足してしまいがちです。

しかし、実はニッチなキーワードにこそ優良キーワード(=コンバージョンに繋がりやすいキーワード)が埋もれており、ここではそのキーワードの見つけ方について解説していきます。
 
(1)まずは、検索エンジンの検索キーワードをすべて測定します。
(2)そして、それらの中で直帰率※が低く、かつ平均ページビュー数、サイト滞在時間が高いキーワードを探します。(閲覧ページが多いものや滞在時間が長いキーワードは、当然のことながらサイトに関心の高いユーザーであると捉えることができます。)

※直帰率とは・・ 1ページのみ閲覧してサイトを離脱したユーザー
※直帰率は30%以下、平均ページビュー数・サイト滞在時間は、サイトの平均数値よりも高いもの。
※Google Analyticsであれば、検索キーワードを一覧表示させ、直帰率や平均ページビュー数などのタブをクリックすることによって、簡単に調べることができます。

(3)最後に、そのキーワードでどのページに訪れているのかを調べます。
この来訪先のページが改善対象のページとなり、ロングテール化と同様に検索エンジン対策を施し、改善します。

※さらに、どの検索エンジンを利用したのか、また新規訪問ユーザーなのかリピートユーザーなのか調査するとより深い考察ができます。

このように優良キーワードを見つけ、そのキーワードによる来訪数を増加させることによって、コンバージョン率を向上させましょう。

以上、今回は、ログ解析における「検索キーワード」に着目し、ECサイトの改善方法を3つ取り上げてみました。ログ解析による改善は数値を見ていただけでは意味がありません。
ぜひ、この方法を実践していただき、皆さんのサイト改善に役立ててください。

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