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(株)エクストラコミュニケーションズ   代表取締役 前野 智純

アクセス解析〜運営のセンスを養う

進化していくアクセス解析 〜次世代の解析ツール〜(犬塚)

2007年08月16日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『次世代の解析ツール』
『まずは、リスクが少ない無料ツールを!』
『ツールは、導入することが目的ではありません。』
『インターフェイスの改善に!「crazy egg」』
『ユーザーのマウスの軌跡がわかる!「CLIC TALE」 』
『RSSの解析が可能に!「FeedBurner」』
『最後に・・・』

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■次世代の解析ツール
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今回は、「進化していくアクセス解析」と題して、次世代と呼ぶのに相応しい3つの解析ツールをご紹介していきます。

次世代ツール

今までのアクセス解析と言えば、サイト全体の動向を捉えて、そこから問題点を導きだしていく・・というものでした。

しかし、今回ご紹介する次世代のアクセス解析は、「どこをクリックしたのか」「どういう風にマウスを動かしたのか」「RSSのどの記事を読んだのか」などユーザー個々の動きをより詳細に分析できるものです。
これらのツールは、現在のアクセス解析に補完していく形で利用すると、より深くユーザー動向を捉えることができます。

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■まずは、リスクが少ない無料ツールを!
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今回ご紹介するツールは、高度な解析が行えるうえに、無料で利用できるサービスです。

ここ最近、Googleに代表されるように様々なサービスが無料で提供されるようになっています。しかもその中には、以前に正規版として数万、数十万もの金額で販売されていた製品が提供されているものもあります。

これはGoogleの戦略上によるものですが、最近はGoogleに限らず、ウェブ業界自体が同じように移り変わってきています。利用者側にとってはこれほど喜ばしいことはありません。

いくら高機能なツールといえど、高価なものであれば、そこにはリスクがともないます。こういった解析ツールは、投資した金額に対してどれだけリターンを得られるかが、予測し難いものだからです。
同時に、利用する目的や、利用者のリテラシーにも大きく依存します。

大企業の担当者が数千万円の解析ソフトを導入したにもかかわらず、ページビュー数と訪問者数などの数値しか見ていなかったという話は、その典型的な例と言えるでしょう。


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■ツールは、導入することが目的ではありません。
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このように、いくら高機能で高価なツールを導入したとしてもそれが
使いこなせなければ意味がありません。

ツールは、導入することが目的ではないのです。
ツールより導きだされた結果をもとに問題点を洗い出し、そこから改善していくことが重要なのです。

そこで、今回ご紹介するツールから得られた情報をもとに、どのように改善すればよいのか、ご自身で考えてみて下さい。改善策に、決まったルールは存在しません。サイトの問題点・改善策は千差万別だからです。


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■インターフェイスの改善に!「crazy egg」
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「crazyegg」(http://crazyegg.com/)は、ユーザーがどの個所をクリックしたのかというクリック統計を解析するサービスです。
クリックされている個所がサーモグラフのようなヒートマップ表示でグラフィカルに表現されるため、直感的に理解できるようになっています。

このような、どの個所がクリックされたのかというクリックログの解析は、インターフェイスのユーザビリティ向上に役立ちます。想定していたよりもクリックが少なければ、レイアウトが問題なのか、それともデザイン(クリエイティブ)が悪いのか、もしくは文字表現(キャッチコピー)が弱いのかなど、問題点が浮き彫りになります。

このクリックログの解析自体は、特に新しい技術というわけではなく、従来のアクセスログ解析にも存在していましたが、今回、ご紹介している「Crazyegg」は、aspサービスによる手軽さと、ヒートマップ表示による分かりやすさを兼ね備えており、ぜひ利用していただきたいツールです。

また、「crazy egg」は、リンク個所に限らず、ユーザーがクリックした個所すべてを測定するという特徴があり、「リンクだと思われるようなデザインにしていないか」「リンクすべきところを忘れていないか」など、様々なユーザーの軌跡が改善すべき点を示唆してくれます。

その他にも、クリックしたユーザーの参照元(リファラー)や、検索エンジンの種類、キーワード、クリックするまでの滞在時間、クリック数やクリック率を閲覧することもできます。クリック数やクリック率については、CSVでデータをダウンロードすることもできるため、一定期間のデータを定期的に取得し比較するといった分析も可能になります。

※測定は、ページに専用のjavascriptコードを埋め込むだけで可能です。


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■ユーザーのマウスの軌跡がわかる!「CLIC TALE」 
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「CLIC TALE」 (http://www.clicktale.com/)は、ユーザーのマウスによる軌跡を記録し、管理画面より動画で確認できるサービスです。筆者が確認する限り、同様のサービスを展開している

「Robot replay」(http://www.robotreplay.com/)よりも正確にマウスの動きを記録し、連続再生も可能なので、オススメです。

ページをスクロールさせる動きや、特定の個所をクリックするまでの一連のマウス移動など、再現される動画は、まるでどこかで録画していたかのように詳細で、鮮明です。

また、この「CLIC TALE」によるマウスの軌跡は、ユーザビリティテストによく使われるアイトラッキング(ユーザーの目の動きを捉えてユーザー行動を把握する)に近い感覚で捉えられることができるかもしれません。

その他、リファラーやマウスの動作時間などの詳細なデータも知ることができるほか、ユーザーが注視している個所をヒートマップ表示するという、他にはあまりない機能も搭載しています。

※測定は、ページに専用のjavascriptコードを埋め込むだけで可能です。


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■RSSの解析が可能に!「FeedBurner」
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「FeedBurner」(http://www.feedburner.jp/fb/a/home)は、今まで難しかったRSSのアクセス解析を行うサービスです。

具体的には、RSSを購読したユーザーの数や、RSSで配信している記事の閲覧数などがわかります。

記事の閲覧数は、RSSにより配信している記事ひとつひとつに対して閲覧数が測定されるため、ユーザーがどの記事に対して興味を持っているのかというユーザー傾向を把握することができるようになります。

また、ヒット数も測定されるので、検索エンジンのロボットが収集した形跡も見ることができます。

その他には、24時間以内のデータを集計するリアルタイム集計ができるほか、貯まったデータをExcelやCSVファイルでエクスポートする機能も備わっているので、期間ごとの比較も簡単です。

※測定は、RSSのURLを「FeedBurner」専用のURLに置き換えるだけで可能です。

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■最後に・・・
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今後もウェブの技術は日進月歩で高度化していき、新たなサービス、解析手法も増えていくでしょう。

そのような中、ツールによる現状分析で満足してしまうことなく、PDCA(Plan-Do-Check-Action)による改善を繰り返してユーザーと向き合い、何度も試行錯誤しながらサイトの改善に役立ててください。

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