アクセス解析〜自分のサイトをコンサルティング
POINT
『いよいよ活用編に突入です!』
『自分のサイトをコンサルティングする』
『データは複合で見る』
『「改善」のためのPDCA事例』
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■いよいよ活用編に突入です!
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これまで、効果的なアクセスログ解析のために必要なこと、およびアクセスログ解析ツールの特長などを説明してきました。

今回からは、アクセスログ解析の"活用編"に移りましょう。
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■自分のサイトをコンサルティングする
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アクセスログを解析する主たる目的は、「問題発見」と「問題解決の指針を得る」ことです。
現状分析により問題点を発見し、仮説を立てて改善していくというWeb運営のPDCAサイクルは、一般的なコンサルティングのプロセスと類似していますが、アクセスログ解析とはまさに「自分のサイトをコンサルする」ということなのです。
これまでの記事を読んでいただいた皆さんは、既に
「目的」を明確にし、
▼『目的を定めたアクセス解析でユーザーと対話する』
「4つの見える化」を行っていると思いますので、そのプロセスは省略しましょう。
▼『効果的なアクセス解析のために必要な「見える化」とは』
次に必要なコンサルティングのプロセスは、問題発見です。
最初から問題の所在が分かっているようなサイトでも、アクセスログを分析してみると、実は違うところが問題だったというケースがあります。
右脳(直感)だけでなく、左脳(データ分析)もバランスよく活用するのが、優秀なコンサルタントです。「なんとなくそうじゃないか」と感じていたことの裏づけを取るのも、アクセスログ解析の重要な役割なのです。
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■データは複合で見る
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たとえば、何らかのプロモーションを行ってページビューが大きく伸びていても、喜んでばかりはいられません。逆にリピート率が下がっているのであれば、コンテンツの粘着性(スティッキネス)が不足しており、一度来たら二度と訪れない人が多いことが推測されます。プロモーションにお金をつぎ込んでも、「ざる状態」になっている可能性があるのです。
また、成約(コンバージョン)数、あるいは成約率の良し悪しだけを見ても、本当の姿は見えてきません。成約しない人は、そこに辿りつくまでのどこで離脱しているのか、どんなキーワードの人の成約率が高いのかなど、同時に見るべきデータはたくさんあります。
あるいは、特定のページで突出して直帰率(ランディングページのみで帰っていく割合)が高いケースや、ページビュー数が伸びていても、逆に一人当たりのページビュー数が低下しているケースがあります。場合によっては、直帰率が80〜90%にもなっているページがあり、明らかにそのページのコンテンツに何らかの問題があることが分かります。
しかし、それだけでコンテンツの問題と結論を出すのは早計です。
何らかのプロモーションを行っている時期であれば、そのプロモーションの内容に問題があることも考えられます。つまり、プロモーションで受けたイメージと、ページの内容が明らかに異なる場合です。このような場合は、ランディングページのみに原因を求めるのではなく、プロモーション内容とのバランスを考慮する必要があります。
あるいは、検索キーワードとのバランスも考慮しないといけません。
そのキーワードで検索する人のニーズと、コンテンツがマッチしていない可能性があるからです。コンテンツを改修する前に、キーワードの再選定を行う必要があるかもしれません。
このように、アクセスログのデータは単独で見ても意味がありません。
必ず何らかの項目と複合で見ることが重要です。
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■「改善」のためのPDCA事例
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何らかのデータを改善に活かすための、決まったルールは存在しません。
Web運営の要諦は「試行錯誤」であり、Plan-Do-Check-Actionのマネジメントサイクルを繰り返すしか、改善法は存在しないことは、これまで何度か書いた通りです。
では、アクセスログをCheck(検証)し、効率的にAction(改善)するために、最低限必要な項目を、ここで再度整理しておきましょう。
◆ページビュー(PV)
◆ユニークユーザー(UU)
◆一人当たりの閲覧ページ数
◆新規orリピーター
◆直帰率
◆離脱率
◆開始ページ
◆キーワード
◆リファラー
◆カゴ落ち
◆ページ遷移
◆コンバージョン率
これらのデータと、プロモーション媒体やコンテンツ等を複合的に見ることで、より精度の高い"仮説"が立てられるようになります。また、これにアクセスの時間帯や曜日なども合わせると、より立体的な解析が可能になるでしょう。
たとえば、弊社のクライアントの例では、ログ解析でアクセスの多い時間帯を調べたうえで、その時間帯にリスティング広告の配信を集中させたところ、コンバージョン率がアップしたケースがあります。
また、あるサイトの調査では、404ページ(Page not found)へのアクセスと直帰率が非常に高いことが判明しました。そこで、存在しないページにアクセスしてきた人も、他のページを探せるようにサイト内検索とナビゲーションを配置したページを表示させるようにしたところ、直帰率が20%程度減ったというケースもあります。
(たとえば、このようなページです。http://www.excom.co.jp/404)
いかがでしょうか。いずれも非常にきめ細かなマーケティングですが、現状を知ったことで、手軽に機会損失を減らすことができた身近な事例です。
機会損失を減らすという「守り」的な目的だけでなく、攻めの解析も可能です。
次回は、それを掘り下げてみましょう。
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