Home > 通販支援Blog > EC運営 > ネット通販をプロデュースする! > 成果を生むWebプロデュース 実践編1:サイト制作の前に

EC運営

ネット通販をプロデュースする!ナビゲータ写真
記事一覧へ

戦略的なWebサイト構築・運営を手掛けるエクストラコミュニケーションズ社より、多くのECサイトを手掛けてきた実績ノウハウをお伝えします。

(株)エクストラコミュニケーションズ   代表取締役 前野 智純

Webプロデューサーの重要性と、その役割について

成果を生むWebプロデュース 実践編1:サイト制作の前に

2006年07月11日|コメント(0)トラックバック(0)

─────────────────
■制作前のチェックポイント7
─────────────────

Webの仕事は、形のない「情報」を提供し、その対価としてお金を頂戴するものです。形がないだけに、不用意に進めてしまうとお客様との信頼関係の構築が難しくなることがあります。

以前の記事「Webサイト立ち上げ時に留意べきポイントと、制作業者の選び方」
に書いたことと重複する箇所もありますが、制作に入る前に以下の項目は必ずチェックしておきましょう。


◆1.『作品』を売ろうとしない

Webサイトや、それに関わるシステムなどは「作品」ではありません。

お客様は、Webを活用することによる成果を得たいがためにお金を払うのであって、作品が欲しいわけではありません。この感覚を常に持っていないとお客様とのコミュニケーションはうまくいきません(断言)。


◆2.お客様を見極める

Webサイトは、お客様との二人三脚で成長させていくものです。

お客様との二人三脚

それだけに、たとえば自分はWebに費やす時間をまったく取ろうとせずに、「成果出せるなら金払ってやるよ」的な態度を見せるお客様は、早々に手を引いた方がいいでしょう。どんな業者が来ても、成果を出し、それを継続することは不可能だと思うからです。

そのような状態では、お客様とのよい関係を作ることは不可能です。
よい関係を構築できないのなら、Webで成果を出すことは厳しいでしょう。


◆3.あらゆるものを「可視化」する

実務面では、ここは極めて重要です。
形のないものをお金に換えるわけですから、あらゆるものをビジブルにしないと、コミュニケーションがうまくいきません。

Webプロデューサーは、まずスケジューリングを細かく行い、それを社内だけでなくお客様と「共有」します。これは、メールなどよりも「紙」に落とし込んだ方がいいでしょう。できれば、お客様の社内にも、それを貼ってもらってください。

その後、役割分担を明確にします。
お客様との二人三脚と書きましたが、多くのお客様は何をどうすればいいのか分かりません。また、口頭だけではあまり意識が出てきません。自社(および外注先)が行うことと、お客様にやってもらうことを明確に可視化することで、お客様に「自分のメディアを作っていく」という意識をより強く持ってもらえるようになります。


◆4.段階的な「短期目標」を明確に

Web運営の一番の栄養素は、ユーザーからのレスポンスを言ってもいいでしょう。
逆に、それがないとなかなかモチベーションが維持できないものです。

そこで私は、常に短期の、達成しやすい目標を、段階的に設定するようにしています。たとえば、3ヶ月ごとにその目標をクリアしていけば、自然とWebの成長が実感できるものです。

また、ユーザー行動を常に把握しておくことも重要です。
これは、アクセスログを解析することでできるわけですが、これを常に自社だけでなくお客様にも把握して頂くことです。


◆5.窓口を絞る

外注先、あるいはお客様の会社内で、このプロジェクトに関する担当者を明確に決めてもらいますが、途中で担当者が変わって、進んでいた話をまた一から説明しなければいけないというケースがたまにあります。場合によっては、話が違う方向に変わってしまうこともあります。そうなると、当初のスケジュールが意味をなさなくなってしまいます。

中小企業でよく起こりがちなことですが、そのような事態にならないためにも、複数担当者の「窓口」は必ず一人に絞って、すべてはその人を通して話を進めるようにするのが理想的です。


◆6.ターゲットを絞る

どんなユーザーにリーチしたいのかを明確にしないと、デザインの方向性も、打つべき施策も見えてきません。どんなサイトにも、ターゲットとなるユーザー層を明確にする必要性があります。

理想的には、ターゲットユーザーを擬人化する「ペルソナ」の設定をしてみましょう。


◆7.ページ単位で構成を考える

サイト制作に入る前に「構成図」を作成すると思いますが、それはカテゴリ単位ではなく、ページ単位で行うのが望ましいでしょう。

前述の通り、Webの仕事は形のないものを提供するものです。カテゴリ単位という"曖昧さ"を残したまま制作を進めるのではなく、ページ単位で構成を作り、見積りと一緒に提出することで、目に見える状態にしておきましょう。

トラックバック(0)

・このブログ記事を参照しているブログ一覧:

成果を生むWebプロデュース 実践編1:サイト制作の前に


・このブログ記事に対するトラックバックURL:

http://www.scroll360.jp/mt/mt-tb.cgi/168

コメントする

Home > 通販支援Blog > EC運営 > ネット通販をプロデュースする! > 成果を生むWebプロデュース 実践編1:サイト制作の前に