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戦略的なWebサイト構築・運営を手掛けるエクストラコミュニケーションズ社より、多くのECサイトを手掛けてきた実績ノウハウをお伝えします。

(株)エクストラコミュニケーションズ   代表取締役 前野 智純

「勝ち組ショップ」の共通項 ユーザーを味方につける10ヶ条

Webプロデューサーの重要性と、その役割について

2006年06月12日|コメント(0)トラックバック(0)

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■さまざまな専門性をオーガナイズ
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ひとくちに「Webを作る仕事」と言っても、そこにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる専門性を要します。

たとえば、Webを集客ツールとして活用する場合、アクセスしてくれる人を潜在顧客と捉えて、顧客心理を考えたさまざまな取り組みが必要です。デザイン性やレイアウト、文章などが与える印象も考えないといけませんし、どんなオファーを、どのようなプロセスで提供するか、見込み客のリストをどうやって集めるかなど、マーケティング的な方向性も決めないといけません。つまり、ビジネスサイトには営業的なセンスが必要です。

営業的なセンス

また、伝えたいことを視覚で表現するグラフィックデザインのスキル、サイト構成やWebアプリケーション、データベースなどの設計・コーディングといった技術はもちろん、SEO、アクセシビリティなどの知識も必須です(もちろん、サイトによってはこの限りではありません)。

これらの分野ごとにそれぞれ専門家が存在するくらいですから、Webの仕事とは"たくさんの異なる専門性を融合したもの"と言えるでしょう。それだけに、すべてのプロセスをたった一人が賄ったという話を聞くと、それが小規模なサイトであったとしても驚きを禁じ得ません。
プロデューサー的な存在がいないと、各分野の専門性を統合することは非常に難しいと思います。

ビジネスでWebサイトを作って運営する時は、必ず何らかの目的がありますので、その目的を達成するための手段をあらゆる角度から考え、同時に専門性の高い各分野の人たちをうまくまとめる"オーガナイザー"的な役割を果たすのがプロデューサーです。


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■プロデュースの要諦は、コミュニケーション能力
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各分野の専門家、特に技術畑の人は、一般的に気難しい人が多いと言われます。
私の経験からも、確かにそれは感じます。自分の仕事に誇りを持つことは素晴らしいことですが、中にはそんな次元ではない人もいるでしょう。

自社のサイトを100%内製化する場合ですら、技術部門の人たちとのコミュニケーションは骨が折れるものですから、一部または全部を外注するとなると、プロデューサーのコミュニケーション能力如何で、プロジェクトは大きく左右されると言ってもいいでしょう。

必要な連絡、報告を怠ったために"三歩進んで二歩下がる"状態になったり、場合によっては五歩くらい下がることになってしまったり。「言ったじゃん」「聞いてませんよー」なんていうことになって、時間のロスを招いたり。私は、日常的に起きるこれらのトラブルのうち、八割程度はプロデューサーのコミュニケーション能力に起因するのではないかと思っています。

また、今までやってきた作業が無駄になってしまった。プロジェクトが大きく後退してしまった。
よくあることではありますが、そんな時は今まで感じていなかった疲れがどっと押し寄せるものです。
プロデューサーは、その案件の核になる存在ですから、それを癒してあげるのも重要な役割です。言葉を掛けたり食事に誘ったりと方法はまちまちですが、「コミュニケーション能力」とは、そういったところも含まれると考えた方がいいでしょう。


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■妥協させない
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クライアントと各専門家をまとめ、案件の進行をスムースに行うのは、Webプロデューサーの重要な役割ではありますが、それがすべてではありません。
私は、もっと大事な役割があると思っています。それは、クライアントが望む「成果」に導くための方向性と、そのための施策を示すことです。

当然のことですが、Webサイトは構築してからがスタートです。成果を出すために毎日Webを運営するなかで、行うべき施策、解決すべき課題などを洗い出し、それをクライアントに提示することこそ、プロデューサーにとって最も重要な役割ではないかと思います。

また、「妥協させない」ことも大きな役割です。例えば、クライアントはユーザーの視点よりも自分の好みを優先させがちです。技術者は、多少ユーザーの使い勝手が悪くなったとしても、自分がコーディングしやすいプログラムにしてしまいがちです。つまり、プロジェクトに参加する誰もが、ともすれば「提供者の論理」に陥りやすいところがあるのですが、それを食い止め、ユーザーの目線で「ダメ出し」することも、そのサイトが成功するためには非常に重要なのです。

こうしてみると、大変なミッションです。しかし、プロデューサーがいないとプロジェクトをうまく進めることは難しいこともご理解頂けると思います。

Webサイトは作品ではありません。「メディア」であり「ツール」です。
Webサイト自体は可視性のものですが、最も重要なのは見えざる戦略性であり、専門家とのコミュニケーションとユーザー視点を崩さない姿勢です。

あなたの会社がWebサイトを作るときも、その中心的な役割を担うプロデューサー的な人は、必ず選んでください。その際、これらのことを頭に入れておけば、人選の参考になると思います。

そこで、Webプロデューサーが心がけるべきことを下記にまとめてみました。


◆Webプロデューサー十訓


1.コミュニケーション能力を磨くべし


2.営業力を身につけるべし


3.マーケティングセンスを磨くべし


4.常に勉強を怠らない


5.情報感度を研ぎ澄ませるべし


6.「ビジネスの目的」を忘れない


7.ユーザー視点を貫くべし


8.「結果」を強く求めるべし


9.スケジュール遅れは自分の責任と自覚すべし


10.Webの本質を常に忘れない

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