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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第56回】溢れる肉汁でよだれを誘うための動画の活用

2014年05月07日|トラックバック(0)

POINT

『さよりに恋して』
『動画のメリット』
『短時間画像を埋め込む』
『どこでもドアの拡散』

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■さよりに恋して
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 スーパーマーケットで特売の「さより」をみつけました。
アジやサンマは捌きますが、身の細いさよりは難しそうで敬遠していましたが、あまりのお得感にカゴに入れます。
「さより さばき方」とネットで検索するとYouTubeに「動画」をみつけます。
「板さん」を名乗る和食料理人による動画です。
基本的なさばき方はアジやサンマと同じですが、細かな注意点は動画にわかりやすく、まさしく「一目瞭然」です。

 実際にわたしが手がけているサイトのいくつかで「動画」を導入しています。
特に説明が難しい商品は「見せる」ことによる理解が一番早く、反響は上々です。
そして「動画」を奨めるもうひとつの理由は、活用事例が圧倒的に乏しいことです。
それでは通販事業者の皆さん。動画を活用しているでしょうか。ウチは生魚を扱っていない・・・ということではありません。
動画はほぼ全ての通販事業者の売上に貢献するツールでありチャネルです。

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■動画のメリット
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 動画には説得力があります。例えば「ハンバーグ」ならば、

"溢れる肉汁"

 焼きたてのハンバーグをナイフで半分に開けば肉汁が溢れ出し、まるでナイアガラの滝・・・になるかどうかは商品によりますが、この迫力は動画でなければ伝えることはできません。コロッケなら揚げたてだけが奏でる「サクッ」というメロディ、つまりは

"音"

 も同時に伝えられるのが「動画」の説得力です。
扱っている商材が食器でも同じです。
例えば「バカラ」に代表される高級クリスタル製品なら、空のグラスの淵を爪で弾き、響き渡る透明な音色を聞かせます。

 また「光」も動画ならではのコンテンツです。
グラスに注がれたワインの濃淡を、ワンシーンを切り取る「写真」で表現するのは至難の業ですし、絹やエナメルの光沢も同じです。
さらに動かしてみせることで、生地の「質感」を伝えることも可能で、ファッション、ベビーグッズ、ヘルスケアなどの業界で重宝することでしょう。

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■短時間画像を埋め込む
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 動画のクオリティは高いに越したことはありませんが、低くいからと売上を妨げることはありません。
かつてネットインフラが脆弱だった時代、粗い画像だからと文句をいうユーザーがいなかったように、適切な情報を提供してくれる動画が少ない現状において、その品質が問われることはありません。

 同時にこれは「コツ」にも繋がるのですが、

"短い動画"

 を目指します。わたしが「さより」で参考にした「板さん」の動画は10分近い「大作」でしたが、若干間延びするシーンもありました。
視聴者の興味を引き続けるには、ストーリー的な盛り上がりや、カット割りの工夫によるスピード感などが必要で、相応のセンスと専門技術が求められます。

 反対に短い動画なら一瞬です。
ハンバーグの肉汁は数秒もあれば充分に表現できますし、バカラのグラスの音も同じです。

ツイッターが提供する「Vine(ヴァイン)」とは、6秒間の動画をひたすら繰り返し再生するサイトで、身内で「面白映像」を共有するためのサイトです。
実際にやってみると6秒で表現できることは多く、どうしても越える場合は「前後編」のように分割するというのも方法です。また、どうしてもテロップなどの編集作業が必要な場合、「動画編集 サイト」で検索すると、無料で編集機能を提供するサイトを見つけることができます。

できあがった動画は先の「Vine」はもちろん、YouTube、Instagram(インスタグラム)など、各種動画共有サイトに投稿します。企業広告としての利用を制限しているサイトもありますが、「肉汁」「コロッケ」「グラスの音色」として投稿するだけなら、商用利用に抵触することはないでしょう。自社への掲載は、これらのサイトを「埋め込む」形にします。

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■どこでもドアの拡散
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 自社サイトに直接、動画をアップロードすることはオススメしません。
動画配信はサーバの負担になりますし、副次的な集客効果を期待できないからです。
仮にYouTubeへのアップなら、YouTube内に集うユーザーの目に触れる可能性も生まれ、あわよくばYouTubeからサイトへの訪問も期待できます。
あるいは、その動画を気に入ったユーザーが、自身のブログに埋め込めば、そこからのアクセスも期待できます。
反対に自社サイトのみのアップロードは、自社を訪問したユーザーの目にしか触れません。
動画サイトの利用とはチャネルを増やす作戦であり、小さな「どこでもドア」を拡散するのと同じです。

 YouTubeがグーグルに買収される前後の2006年ごろから、「これからは動画の時代」とWeb業界では叫ばれていました。
しかし、期待したほど普及はしていません。いまは「Vine」を持ち上げようという動きもありますが、端的に言えば「動画」は難しい・・・難しく感じるのです。
どうしてもテレビや映画のように「プロ」と比較することで、自分の作品が「駄作」に思えてしまいます。
しかし、なにより伝えるべきは「動画ならではの一瞬」で、再び繰り返しますが「肉汁」ならば、粗が目立つことはありません。
ライバルの少ないいまだから、「動画」を活用すべきなのです。


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ライバルが少なくチャネルを増やす動画の活用


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