【第16回】社長ツイッターで絶対にやってはならないこと
POINT
『孫正義のツイッターとは』
『ゴルフ厳禁』
『バブルの終焉は』
『ツイッターのピークアウト』
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宮脇さんより最新情報です!
4/26 発売の「週刊ポスト」に、宮脇さんのインタビュー記事が掲載されています。
4/12に引続き、2週連続での掲載です。
記事の題字は
いま沸きあがる「ツイッター亡国論」
今回は表紙から新聞広告まで前回よりさらに大きい取扱です。
ぜひお近くのコンビニ、書店でお探し願います!
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■孫正義のツイッターとは
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ようやく私の周辺でも「ツイッターはじめました」という声がちらほら聞こえてきました。その言葉が冷やし中華の開始を告げる初夏のラーメン屋のようで苦笑してしまいます。一方、私のインタビューが掲載された週刊ポストのように、ツイッターを疑問視する声もあがりはじめました。私はツイッターを否定するものではありませんが、第14回の「ツイッターをはじめるまえに」で述べたように「お好きな人はどうぞ」というスタンスで、喧伝されるほど簡単ではなく「ビジネスが変わる」ことはないと冷静な意見を述べているだけです。
ソフトバンクの孫正義さんや楽天市場の三木谷浩史さんが、ユーザーの声を直接聞け、コミュニケーションに役立つと絶賛する「社長ツイッター」。お気づきでしょうか? 孫さんや三木谷さんは自然な「つぶやき」を装っていますが、自社広報とセルフイメージの構築に上手に活用していることを。一方、多くの「社長ツイッター」が本当の「つぶやき」をしており、その「リスク」についてはほとんど知られていません。
今回はどうしても「ツイッター」をはじめたい社長のための「つぶやきマニュアル」です。
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■ゴルフ厳禁
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まず、本音を「つぶやく」というのは幻想で、社長の立場を明かしてなら、それは「オフィシャル」に準じるものと肝に銘じます。 ツイッターはネット空間に「公開」されるもの。当然の話です。そして「スタッフ(社員)」がみることを忘れてはなりません。
「遊びネタ」は厳禁。例えば「ゴルフ」。接待や業界団体のコンペという「仕事」であってもそれを理解する社員は希で、「ゴルフ=遊び」という連想が、社員のモチベーションを下げるリスクがあるのです。どうしても触れなければならない状況なら、一緒にラウンドした取引先や、会話を交わした同業者といった「人」にフォーカスをあてて「つぶやき」ます。同様に食事会を「つぶやく」ときは、料理の中身や店名を避けるのが無難です。想像してみてください。
「ミシュランの三つ星レストランで、フランスから空輸したフォアグラを堪能」
という「つぶやき」を残業しながらながめる社員の気持ちを。ツイッターをやっている暇があるなら、とっとと仕事を終わらせろという突っ込みはともかく「遊び」を連想させるネタはいらぬ摩擦を生みます。
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■バブルの終焉は
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ツイッターの利用方法のひとつである「渋谷なう」のような現在地の公開を社長がするのは考えものです。「セキュリティ意識」の低さを露呈しているのと同義です。中小企業の社長など誰も襲わないということではなく、社長の移動先というのは個人情報ではなくビジネス情報です。「中目黒駅についたなう」とつぶやく社長と、 機密保持を要する取引を望む企業はありません。
そして悪口は厳禁です。「つぶやき」と「私的」は等価ではありません。オフィシャルな立場がある人のつぶやきは所属する企業や組織のイメージに影響します。
それではつぶやけることは何か? 単純明快に「広報」です。自社の新製品情報や、新サービス、あるいは利用者が何千人突破した、GWキャンペーン開催決定など。現時点でツイッターを始めている「通販業者社長」のつぶやきは広報(宣伝)だけといっても過言ではありません。先ほどの「食事会」ならこんな感じでつぶやくことをオススメします。
「いま取引先との食事会が終わったけど、明日から始まるワケありキャンペーンを準備中のスタッフはご飯を食べたかな」
キャンペーンの告知が狙いでも、スタッフへの気遣いという「演出」を織り交ぜることでイヤミなく宣伝ができるのはツイッターの利点です。
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■ツイッターのピークアウト
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ここまでで「ネットリテラシー」が高い人は気づいたことでしょう。なにを当たり前のことをいっているのだと。遊んでいると思われることや自慢となるものは避け、公開する情報は選別し悪口は厳禁、主に語るのは演出を絡めた広報。実はブログ、メルマガ、SNSのすべてに通じるビジネスネットリテラシーの常識です。つまり、ツイッターだけが特別ではありません。
私は今の「ツイッター」の盛り上がりを「バブル」とみており、 週刊ポストの記事で「ツイッターバブルの終焉は夏頃」と予想しました。セカンドライフに代表される過去のネットバブルもマスコミが大騒ぎする直前が「旨味」のピークで、報じられることで参加者とトラブルが増えます。そして「実態」が明らかになります。
セカンドライフがビジネスを変えなかったように、グーグルが既存のビジネスを破壊しなかったように、ネットサービスへの過度な期待は、我らがサッカー日本代表の南アフリカ大会ベスト4進出と同じ幻想だと気づくのです。そして間もなく迎える「ゴールデンウィーク」、その次の「夏休み(お盆休み)」という2回の「外出レジャーシーズン」にツイッターから離れることで「熱病」から冷め、また夏の参院選挙より解禁される「ネット選挙」に吹き荒れる政治家の発言をあげつらう「リツイートの嵐」に、距離を置く利用者もでてくることでしょう。そしてバブルは幕を閉じます。
ただし、無くなるとはいっていません。企業の情報発信する「チャネル」として残ります。メルマガやブログと同じく。
◆社長のための裏マニュアル
「遊びは避け、広報ツールとしての計算が必要」
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