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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第75回】ハッシュタグを利用した攻めの集客

2017年06月26日|トラックバック(0)

POINT

『ググらない若者』
『アマゾンの広告か』
『被オウンドメディアとは』
『テレビという同調圧力』

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■ググらない若者
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 各所で報告されているのが若者のグーグル離れ。とりわけ業界の話題を集めたのがほぼ1年前にタレントGENKINGさんのイベントでの"GoogleはSEO対策されていて「リアルじゃない」"との発言。インスタグラム(インスタ)の普及を目指すイベントで、インスタで人気を集めると紹介されたGENKINGさんによるポジショントークの可能性も否めませんが、1年が経過したいま、私の周囲でもその動きが確認されています。SEO対策云々ではなく、グーグル検索する必然性がないという理由から。

 通販業者にとっては、同じく1年前の2016年5月27日付で「ジャストシステム」が発表した『スマートフォンでの検索に関する調査結果』の方が興味深いことでしょう。10代女性が「自分の好きな企業やブランド」を探す際に、グーグルを利用するのは31.9%と首位ながら、2位はツイッター21.3%、3位がインスタで17.0%。両者の合計はグーグルを凌ぐのです。いま、Webに地殻変動が起きているのかもしれません。

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■アマゾンの広告か
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 実際、若者に話を聞いてみると、検索することはあまり多くないようです。クラスメイトや友だちの大半が、スマホを手にしたことで、どこにいても「教室の延長」となり文字通りの「拡張現実」を実現したことで、「検索するヒマがない」というのです。

 また、別の角度から通販業者にとって、聞き捨てならない情報も入ってきています。『アマゾンは、重要な広告出稿先として急成長している』と紹介する「businessinsider.com」の記事です。多くの企業がアマゾンに出店することで、アマゾンこそが通販とネット広告の主戦場になる・・・かも、という記事。米国の話しながら、米国現地時間の6月20日に、アマゾンがアパレル事業の拡大計画を発表すると、小売り関連株が軒並み売られ値下がりしました。
(参照:ロイター株暴落

 現時点における国内では、アマゾンはそこまでの脅威ではありませんが、従来型の「グーグル検索」だけでは、集客が厳しくなりつつあります

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■被オウンドメディアとは
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 一方でこの数年のWeb界隈のホットワードは「オウンドメディア」。もっともインターネットが「マイメディア(自分だけの媒体)」と呼ばれた時代から変わらぬ発想で、賞味期限を書き換えるいつもの「リパッケージ」に過ぎないながらも、コンテンツを量産するという姿勢は「王道」であり、かつ、それに関与する企画屋にライター、ウェブ業者が儲かるので皆がこれに飛びつき盛り上げます。その徒花が医療キュレーションサイトを謳った「WelQ」ですが、一方で費用対効果への疑問も浮かびます。企業のブランディングや、アフェリエイトや広告収入を狙ったものならともかく、直接的な利益を上げにくいという声もあり、とりわけ規模の小さな会社での実践は容易ではありません。

 こうした現実を踏まえた上で、いまお奨めしている集客方法が「ハッシュタグ」の活用です。対象のキーワードの頭に「#」をつけて投稿する、お馴染みの方法ながら、ツイッターやインスタにおける「拡散力」は見逃せません。

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■テレビという同調圧力
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 ツイッターで普及したハッシュタグは、同じ話題を紐付け(関連づけ)するためのものでしたが、商品紹介や宣伝的な位置付けでも使われています。とりわけ写真をメインとしたインスタではハッシュタグの果たす役割は大きく、10代の若者がブランドをインスタで検索できるのはハッシュタグによります。利用者が増え、ハッシュタグも増える。この相乗効果が「グーグル離れ」の一因と見ています。これを使わない手はありません。

 私が注目するのは「テレビ」です。テレビ離れが叫ばれて久しいですが、それでも数多くの人が視聴しており、番組名をハッシュタグにして投稿すれば、従来の何倍もの拡散力が生まれます。いまの「話題」にリーチするということです。

 例えば「テレビ欄」のワイドショーや情報番組を見て、そこに自社と関係しそうな情報・・・美容品なら日焼け対策など・・・を見つけたら、番組をチェックし、宣伝になりそうなポジティブな内容なら、番組名と商品名をハッシュタグとともにツイートします。直接的な売り込みより、感想などを添えることで「共感」を得やすくなります。

 いわゆる「SEO」が「待ちの集客」ならば、テレビとハッシュタグの組み合わせは「攻めの集客」となります


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ネットの地殻変動が起きている・・・かも


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有限会社 アズモード 代表取締役
 宮脇 睦(みやわき あつし)
http://www.as-mode.com
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