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「上手くいっていない」ことを誰にも相談できない・・・・・自己啓発本には載っていない現場視点の「孤独な社長の裏マニュアル」です。

有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第66回】スマホ時代にメルマガ復権。蕎麦屋に学ぶ古典技

2015年12月22日|トラックバック(0)

POINT

『スマホ時代だから活用』
『パンはパンでも』
『時代背景とお宝探し』
『蕎麦屋に眠る古典技』

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■スマホ時代だから活用
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 ネット通販業者なら、いまこそ本腰を入れて取り組むべきは「メルマガ」
SNSの隆盛が喧伝されるご時世に「いまさらメルマガ? 時代遅れじゃないの?」と思うかも知れませんが、私の周辺調査では、

 「今後もメルマガを続ける」

 という回答が圧倒的多数。なにより大手のネット通販企業が、いまでもメルマガを配信し続けているのがその証拠。販促効果の測定に、年間何億円と投じる大企業が、無意味な販促を続ける訳がありません。メルマガには販促効果があるということです。なにより、いまはスマホの時代。いつでもどこでも、ユーザーはメルマガに触れることができます。ネットショッピングでもっとも利用する端末はスマホという説も登場しています。ならば、取り組まないのはもったいない。

 スマホ向けのメルマガなら、改行による文字揃えをやめて、HTMLメールでビジュアルを強化し・・・というテクニカルな話しはともかく、実際の運用にあたり、メルマガの最大の問題は「続かない」ということ。理由は「ネタ切れ」。実はコレ、SNSでも同じ。すべての業界におけるWeb担当者の悩みと言っても良いでしょう。そこで困ったときは「温故知新」。現代に通じる「ネタ」の古典技を紹介します。そしてそのままSNSでも使えます。

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■パンはパンでも
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 代表的な古典技は「クイズ」。クイズは侮れません。位置情報を利用したゲームを配信していた「コロプラ」が、クイズを中心としたスマホゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」をリリースした理由は、日本人のクイズ好きを当て込んでのことだった同社の社長はネット媒体に答えています。予想通りに大ヒット。マザーズ市場への上場から1年半で、東証1部市場へとレベルアップを果たします。

 多くの日本人は

"問題 2ab+831+2u を求めよ"

 と提示されれば、うっかり、時間を割いて考えてしまうものなのです。この答えについては後ほど。

 続いては「なぞなぞ」。クイズと同じですが、大人相手なら「懐かし問題」が効果的。

"パンはパンでも食べられないパンはなに?"

 なぞなぞ的な答えは「フライパン」ですが、例えば「腐ったパン」とすることで、「あぁそんな答えをする男子がクラスにいた」的な共感を引きだすことができます。

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■時代背景とお宝探し
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 クイズもなぞなぞも、商品とは関係がないじゃないか、売り上げにつながらないという意見もあるでしょう。メルマガはまず「開封」されなければ、存在していないのと同じこと。そこでメルマガにおいては、読者の記憶に残ることが大切なのです。なかでも「共感」は、記憶に強く訴えかけます。そしてなによりも大切なことは「続ける」こと。また、商品情報の更新だけでは大手通販サイトのメルマガと同じで、つまりは「ぷちアマゾン」や「ミニ楽天」。同じ方法で大手と競って勝てるはずがありません。

 古典技が生まれた当時、ネットはとても貧弱でした。動画は論外で、画像をふんだんに使用しただけで「重く」なり実用に耐えられませんでした。インタラクティブな仕掛けは、ブラウザの環境に左右され、すべてのユーザーに対応できるのは「テキスト情報」でした。そしてコンテンツの絶対数も少なかったことが、「更新頻度」の重要性を際立たせ、今回紹介している「古典技」が生み出されていきました。古典技とは20世紀のWeb担当者の知恵の結晶といえます。

 すっかり「失伝」したかにみえる古典技には「宝探し」というものがあります。サイト上に隠された「お宝」を、見つけるためのヒントをメルマガに掲載します。例えば「○○のとなりにある文字と、××の下の3文字目」と、サイトのなかから文字を拾わせ、正解のキーワード=お宝を見つけさせます。無事、お宝を見つけたユーザーには、割引きや特典を進呈します。普及期の楽天市場で多用されていました。

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■蕎麦屋に眠る古典技
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 会社の方針から、あまりくだけたメルマガは配信できない。そんな時は「記念日」を使います。1年365日、某かの「記念日」が設定されており、そこに二十四節気や、祝日にイベントを加えれば、メルマガ発行日は必ずなにかの「日」になっています。ちなみに本稿の公開予定日12月22日は「冬至」で、「日本記念日協会」のサイトを見ると「ラブラブサンドの日」だそうです。

■日本記念日協会

 より高度な古典技に「物語」があります。お伽噺や、有名な物語をもじります。例えばこんな感じ。

"【白雪姫】
鏡よ鏡、この世で一番おいしい蕎麦屋の名前はなぁに?(*´∇`)ノ
待って!!鏡よ答えるな!!
ごめん!!私が悪かった!!
真実なんて、聞きたくなーいっっ
Σ(´□`;) ヤメテー!!
本日のランチ
「山菜蕎麦とミニカルビ丼セット900円」です。お蕎麦は温かくも冷たくもできます。" 

 日替わりランチを告知する蕎麦屋のネタ。先の「数式」もここのネタで、「2ab+831+2u 」の答えは

"2abで【海老が2つ】
831は【野菜】(野菜の天ぷら)
2uは 【つゆ】(蕎麦つゆ)
答えは えび天もり蕎麦"

 これらはメルマガではなく蕎麦屋のFacebookページの更新。ユーザーや読者の興味を惹き、更新し続けるという点においては、メルマガもSNSもまったく同じ。ある意味、「古典技の教科書」のような蕎麦屋。メルマガ、SNSの強化、リニューアル、なにより「ネタ切れ防止」のご参考に。


 そして先に問題を出しておき、メルマガの最後に「答え」を提示することで、「本文」を読者の目に触れるようにするのは古典技「クイズ」の技術の1つです。

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