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有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第10回】当たり前の視点でチェック。自社サイトの見直しの基本

2008年08月25日|トラックバック(0)

POINT

『裏常識から気がついたこと』
『グーグルストリートビューはいらない』
『グーグルマップスの弊害』
『価格をもう一度見直してみる』
『当たり前すぎる注意点』

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■裏常識から気がついたこと
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この8月8日に「日本真空工業会」が主催したイベントで「講演会」をさせていただきました。ウェブ担当者に向けた2時間のトークの依頼に「そんなに話すことがあるのかなぁ」と不安もありましたが、資料を集め原稿をまとめた時点で「リハーサル」をしてみると3時間を軽くオーバー。
慌てて「要点」を絞りこみ、ネット識者の無責任さやメディアの読み解き方、社内連携の重要性などの「裏常識」だけを語り最後は大きな拍手を頂戴しました。

資料をまとめる過程で痛感したことがあります。ネットの世界では商売用に欠かせない「基礎知識」が不足していることです。次々と新サービス、ネットトレンドが生まれます。しかし、「非IT系」ではあまり役に立たなかったりします。

そこで今回は商売用ホームページについての「基礎知識」、つまり「当たり前」の見直しです。


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■グーグルストリートビューはいらない
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「ネット識者(専門家、コンサルタント)」のホットな話題は「ストリートビュー」。地図から街の風景を写真で見ることができるグーグルマップの新サービスです。「業界」では大騒ぎですが、商売用としての価値はあるでしょうか。「店舗への誘導」に利用するという声も聞かれますが、「店の外観」ならカメラ付きケータイで撮影すれば充分ですし、街は刻々と変化するもので、ストリートビューにあった「看板」を目印にしたとすれば、撤去後に「迷子」を乱造しかねません。

ネットサービスとしての「面白さ」は認めますが、ネット識者の「ホットな話題」を鵜呑みにすると、1年前の「セカンドライフ」のように怪我をすることもあるので注意が必要だということです。

「商売用」として活用されるのは「空き巣」の下見ぐらいかという懸念が残ります。これは犯罪ですが。


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■グーグルマップスの弊害
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近頃「自社案内」をグーグルマップで表示する企業も増えてきました。「店頭販売」をしていれば、自社案内は重要です。しかし、顧客ターゲットが「女性」なら問題です。地図を読めない女性は多く、グーグルマップの「正確すぎる地図」は苦手です。また、同サービスの「航空写真」を利用するのは男女を問わず論外です。街を上から見下ろした映像に慣れている人は殆どいません。

近所の航空写真ならば、想像を巡らせながら鳥になった気分で眺め、位置を把握して楽しむことができますが、見ず知らずに街の「屋根」をみて辿り着けという傲慢さは反省が必要です。いっそのこと手書きの地図を「写メ」で撮り掲載する方が客に通じるのではないでしょうか。

人間誰しも地図を読めるわけではありません。地図について詳しくは

ウェブ担当者フォーラム 「グーグルマップは地図の読めない女にはいらない」

で記しているのでよろしければご覧ください。


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■価格をもう一度見直してみる
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値下げと値上げ。どちらが簡単でしょうか。値下げはいつでもできますが値上げは厄介です。いとも簡単に客離れをひきおこします。また、どうしても「同業他社」の価格が気になります。ショッピングモールに出店しているとご丁寧に市場内の「相場」を教えてくれる営業マン(コンサルタントと呼ばれるところもあります)もいます。

価格の見直しは「ネットビジネス」では値下げだけ議論される傾向がありますが、それは誤りです。

儲からないと弊社に相談に訪れる方の多くが「価格設定」に誤りがあります。事業規模を考えずにチェーン店並に値下げして、「薄利少売」なら儲かる理由が見つかりません。

 価格には集客費用や広告費宣伝費に顧客サービスといった「販管費」が含まれていなければなりません。もし、この「販管費」という概念がないのであれば、サイトを考える前に価格を見直さなけれ
ばなりません。仮に価格が見直せないのなら、「ビジネスモデル」の早急な改革が必要です。

イカ釣り漁船にサンマ漁などの「漁業」の問題は漁師が「価格決定権」を持っていないことです。ビジネスモデルとは誰に何を売るか。そして誰から金を得るか・・・です。


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■当たり前すぎる注意点
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見直し編。字数が尽きてきましたので駆け足で。「当たり前」過ぎるとご批判を受けそうですがあえて記します。

当たり前1:分散リスク

ショッピングモールに出店していて自社サイトもありどちらも「イマイチ」の場合、「どっちつかず」となっている危険があります。両者は同じネットショップですが、手間もルールも異なります。一時的にどちらかを「放置」して「結果(売上を上げる)」にこだわってください。忙しさを理由に中途半端になっているかもしれません。

当たり前2:小さく投資して成功例を積み上げる

自社サイトはお金をかけようと思えば「青天井」です。しかし結論からいえば「サイト構築」にお金をかけるより、その後の運営費(販管費)への投資が成功を引き寄せます。何千万円かけても集客しなければ誰も訪問しないのがホームページですから。儲けの範囲内、または無理のない経費の範囲内で「集客」を始めてください。

当たり前3:リアルツールを徹底活用

名刺、封筒、看板、チラシ、ポスター、レジ袋。全てにURLを刷り込みます。携帯サイトもあればQRコードも忘れてはなりません。「それぐらいのことは誰だってやっている」という反論も聞こえるようですが、ならばそこに「仕掛け」をいれている人はどれだけいるでしょうか。私の「名刺」はサイトにアクセスしたくなる仕掛けがあります。通販目的のサイトならこんな仕掛けはどうでしょうか?

「コメント欄にこの名刺の名前を書き込んでいただければ5%OFF」

粗品謹呈でもありです。名刺を記憶にとどめ少しでも興味を持たせる仕掛けをするということです。

 ・・・ここで字数が尽きてしまいました。次回は「自社サイトとはコリン星である(仮)」を。


今回の金言

「当たり前の見直しを行っているか?」

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