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有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第9回】ビジネスブログの嘘。ブログだけで集客はできない

2008年08月11日|トラックバック(0)

POINT

『お盆の東京とビジネスブログ』
『集客に向かないブログ』
『ホームゲームばかりではダメ』
『読者を作り続ける仕組みを』
『通販業者の更新法』
『ブログで集客できない』

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■お盆の東京とビジネスブログ
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お盆の東京のオフィス街は「廃墟」のようで、日頃の喧噪が嘘のような静けさに包まれ、無機質なビルの影をより濃くし、人工物の証である完璧な直線に人のいない空間の悲しみを見つけてしまいます。

商売用ホームページに「人気(ひとけ)」は欠かせません。程度と好みはあっても「笑顔の店長」の写真掲載が効果的なのは来訪者に「人気」を感じさせるためです。

ブログは人気を感じさせるツールとして注目されました。専門知識がなくても更新できる簡便さは素人の強い味方です。しかし、更新されないブログに人気は感じず、廃墟を連想させます。それまでのエントリーが陽気で元気であればあるほどに哀愁が漂います。

ブログは始めたら続けなければなりません。漫画家の西原理恵子さんの言葉を借りれば「商いは止まらない電車」です。廃墟となったブログは百害あって一利なし。今回は「ブログの真実」について。


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■集客に向かないブログ
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ブログは集客に向かないツールです。ブログに限らずすべてのサイトは大海に浮かぶ小さな島のような存在で検索エンジンという「冒険家」が「発見」してくれるか、他の島や大陸からの定期航路のような「リンク」がなければ永遠に発見されることはありません。ブログはコンテンツを作るツールで、それは島に設置された「土木機械」と同じです。港や空港を造ることができても、船や飛行機を就航させる力はありません。

ブログのトラックバックやコメントの双方向性を集客に結びつける方法もあります。しかし、これはまず島から出て他の島(ブログ)や大陸(ポータルサイト)に足を運んでからの話しです。

ブログを書いているだけでは集客できない。まずこれが原点です。


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■ホームゲームばかりではダメ
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自社サイトのブログ(=ビジネスブログ:ブログの仕組みを利用して作られた商売用ホームページ)は絶海の孤島にあります。周囲から断絶しているので天敵に出会うことも、炎上という災害に見舞われることもありません。そして客もきません。私たちが取り組んでいるのは「商売用」です。さぁ、冒険の旅に出かける時間です。

集客のためならサイバーエージェントが提供するアメブロや、楽天の楽天ブログのような既存のブログサービスを間借りします。これらのサイトのトップページでは、新着ブログを紹介するコーナーがあり、また、サイトが発行するメルマガで紹介してくれることがあり、それによって孤島に客が訪れるようになります。時々。

自分のブログはいわば「ホームゲーム」で優位にいられますが、集客力を身につけるなら「アウェイ」で戦う実力を身につけなければなりません。


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■読者を作り続ける仕組みを
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アウェイの一例は他のブログにコメントを残しトラックバックを貼ることです。しかし、あからさまな集客目的のコメントは当然の如く嫌われますし、運が悪ければ「炎上」の憂き目を見ることでしょう。だからこそ実力が身につきます。どの世界にも通じますが、リスクを背負わずに得られる果実はありません。

アウェイでの転戦と平行してホームである自分のブログの充実にも取り組みます。

偶然訪れたブログに興味を持つことは希です。無名で文章がイマイチなら余計です。そこで読者を惹きつける「企画(テーマ)」を立てます。「スイーツ」「ゲーム」「子育て」など一つのテーマに絞ったエントリーを綴ります。「スイーツ」なら近所の洋菓子店や喫茶店、またはコンビニのお菓子でもOKです。「ゲーム」なら自分がハマっているロールプレイングゲームの「冒険の旅」を綴ってもよいですし、毎日子供が「ぐずる時間」の観察日記などいかがでしょうか。もちろん、仕事に関係なくてもOKです。


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■通販業者の更新法
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テーマとは多くの読者を捨てることでもあります。スイーツに興味がなければ瞬間で消え、子供嫌いは吐き気を催すかもしれません。しかし、好きなテーマなら温かい目で見守ってくれる「同好の士」が現れます。有名無名は関係なく「仲間」達の協力でブログが充実してきます。「商売用」の世界に参戦する前に「個人(アマチュア)」で実力を身につけてからでも遅くはありません。

社員ブログという迷惑もあります。社長の号令一下、社員にブログを強要するもので宮仕えの辛いところです。この場合、アマチュアでの「育つ時間」は与えられません。

そんな時は「営業日報」を書いてください。通販業者なら毎日「●●が売れた」や「××を仕入れた」などを記し、そこにひと言感想を加えます。始める前に次を社長や上司に見せておいてください。

「ブログを見に来る客は舞台裏を見たがっている」

商売用ホームページに訪れて「ブログ」をわざわざクリックする客は物見高く、ある種ののぞき見趣味をもっています。営業日報はその興味を満たしてあげるということです。


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■ブログで集客できない
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眞鍋かをり、中川翔子、上地雄輔。ブログで話題となったタレントさんですが、彼らは全くの無名タレントではなく、ブログを触媒としてより注目されたということで逆はありません。つまり、ブログを書くことと客を集めることは全く別次元の話しだということです。

ブログは折からの「SEOブーム」がビジネスブログと重なり、コンテンツを更新し続けることで客が集まると喧伝されました。しかし、これは嘘・・・というか都市伝説です。

ブログとSEOは別物です。それはハードな有酸素運動によりシェイプアップを目指すビリーズブートキャンプの効能を「ダイエット」と喧伝しているようなものです。ちなみに私は「ビリー除隊後」、チベット体操に取り組み、少し前は「エアロバイク」で汗を流し、最近では「Wii Fit」でヨガにチャレンジしています。

ブログは続けます。廃墟という害を避けるためにも。飽きたら(思いつきで)企画を立てながら。


今回の金言
「ブログはコンテンツを作るツール。集客には別の視点が不可欠」

 

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