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有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第6回】儲かるコンテンツとWeb屋の関係。傲慢不遜の体質を心得よ

2008年06月23日|トラックバック(0)

POINT

『Web屋は何屋か?』
『ライティングというリトマス試験紙』
『コンテンツと素人作文』
『儲かるコンテンツの為の3つのチェックポイント』
『客の声を知っている現場』

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■Web屋は何屋か?
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初めに答えを記します。儲かるコンテンツはWeb屋に任せていてはできません。

本来の意味はともかくバブル期の「青年実業家」や「空間プロデューサー」といえば、何をしているか分からないといった人が名乗っていた肩書きでした。記憶に新しいところでは「週末起業家」も同じです。起業家は職種ではなく、虚業ほど言葉を飾ります。
●●プロデューサーに××コンサルタント。ITの世界では笑ってしまうほど色んな肩書きを目にします。

最近、「ホームページ制作業」をWeb屋と自称する流れがあります。
デザインからコーディング、プログラム設計、更にはメルマガやブログのコーディネートと広範に渡る作業分野を表す言葉がないことに加えて、プロデューサーやコンサルタントから連想する「胡散臭さ」に反発し、「職人気質」を表現しているのかもしれません。

しかしこれもどうかと首をひねります。職人気取りの商売下手が得意となって商売用を手伝うとしたら・・・落語の世界です。


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■ライティングというリトマス試験紙
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私は「ホームページ屋さん」と答えます。Webより「ホームページ」のほうが理解は早いので。但し、講演などで「コンサルタント」という肩書きが与えられても異を唱えません。そちらのほうが「客ウケ」
が良いという理由です。

素晴らしい技術を持ち、商品を提供できたとしても客に伝わらなければ無意味です。だから売り込む際には相手に伝わる肩書きや言葉を用意するのは商売の基本です。Web屋という肩書きは「業界内」での転職や下請け仕事では通じますが、他業界の「客」にこの肩書きで押し通す姿勢に傲慢がちらつきます。
言い換えればこうです。

「わかれよ。ゴルァ」

商売は相手が理解して始まります。たかが言葉ではなく、されどです。
肩書きも言葉です。


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■コンテンツと素人作文
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文章に自信がないとよく耳にしますが、ご安心ください。殆どの方が苦手と答えます。そして自信を持っている人の文章の方が「使えない」ことが多いのです。文章力への過信が行間から溢れ、説明は不遜で平たく言うと「高慢ちき」です。さらに第三者の指摘を素直に聞けない性向から改善は望めません。それに比べて自信がないという謙虚さが伸びシロを感じさせてくれます。

商売用に真剣に取り組んでいる「Web屋」は「ライティング(文章作成)」に力を注いでいます。

「素人の文章は使えない」

業界内での「常識」です。「そのままでは」と続くのですが、説明不足で「である調」と「ですます調」が混在していることも珍しくありません。そこで「校正」する必要に迫られ、自然と「ライティング」が強化されていくというわけです。
制作業者選びの目安としても良いでしょう。


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■儲かるコンテンツの為の3つのチェックポイント
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文章が上手くなる奥義があるのなら私も知りたいところです。いまでも締め切りに追い立てられるなか、試行錯誤と推敲を重ね、本コラムでも五回ほど書き直します。文章は書くほど上達することを信じてです。
会社員時代の部下で「拙い」という言葉でもまだ褒めすぎという「駄文書き」がいました。毎日「営業日報」のなかで数行の文章を書かせたところ、半年後には「伝わる文章」が書けるようになりました。語彙の少なさと表現力の乏しさは読書量の少なさと目をつぶりましたが「伝わる」までに上達しました。特別な指導も教育もせずにです。

素人作文でも伝われば「商売用」としては充分です。あとは「今以上」を目指せば良いだけ。
「商売用」での伝えるとは売ること、または儲かること。素人作文でも「伝える」ためのチェックを紹介します。

◇Check1:客の疑問に答えているか

納期、価格、産地など客が疑問に思うことに触れているかをチェックします。クレジットカードは使えるのか、今日注文すればいつ届くのか、原材料の産地は国産かどうか、といった自分が購入する際に気になるところが紹介されているでしょうか。

◇Check2:メリットを明確にしている

テレビ朝日の通販番組で「ロデオボーイ2」にインチキがあったようですが、何センチ細くなるというのが「メリット」です。体重が落ちるのであれば明示しますし、激安価格なら市場価格と比較し、差額や割合を使って明確にします。

◇Check3:お客様の声はあるか

客の声は儲かるコンテンツの基本です。絶対に欠かしてはなりません。
それは購入を検討している人にとって「未来の自分の姿」だからです。

どうしても文章に自信がなければ「箇条書き」でOKです。

おまけを一つ。「客の声」がない場合は自分たちが客になり体験を書きます。主観だらけで結構です。文章が不安なら「手書き」にすると下手な文章が「味」に変換されます。

ちなみにこれらのチェックでWeb屋の実力を計ることができます。


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■客の声を知っている現場
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3つのチェックの答えは現場にあります。会議室にはありませんしWeb屋は知りません。

書き続けることで文章が上達することは間違いありませんが、どうしても苦手ならライティングを得意とする制作会社を探してもよいでしょう。しかし、制作業者に発注する際は以下の点を踏まえておいてください。

「実力」と「上場」は関係ありません。スタイリッシュなオフィスと儲かるコンテンツは連動しません。時流に乗っただけで規模が大きくなった会社もあり、あの手この手と取り組む新規事業が軒並み失敗している企業も多数あります。宣伝や勧誘の謳い文句と実態の乖離は日常茶飯事です。日本のIT業界は「ブーム」のたびに成長しましたが、それ以外は常に苦戦しており、裏を返せば「堅実な商売」を知らないともいえます。そこが「非IT系企業」との間の溝を生みます。

「Web屋」を他山の石としてください。売りたい相手に伝わらない、説明が必要となる言葉はそれだけで不利なのです。


今回の金言
「儲けたいならコンテンツは自分たちで全部作る! ぐらいの気持ちで」


 

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