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有限会社アズモード   代表取締役 宮脇 睦

【第3回】実戦SEOの要諦  <前編・競合に支払うコスト>

【第4回】実戦SEOの要諦  <後編・SEOとは客探しの旅>

2008年05月27日|コメント(0)トラックバック(0)

POINT

『楽天市場伝道師の布教活動』
『ロングテール的集客術』
『営業戦略で集客する理由』
『風呂釜洗浄で狙った市場』
『プラスワンで激変するライバル』
『客の欲しいを意識する』

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■楽天市場伝道師の布教活動
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つぶれかけの商店が起死回生の祈りを込めて出店した楽天市場で大成功を収めた。

地元のとある信金が主催した「インターネットセミナー」のあらすじです。実際の「成功者」が壇上で述べるのですから、サクセスを否定しません。ただ、以下の言葉はいただけませんでした。

「SEOは楽天市場がやってくれる」

あくまで、この成功者の発言ですが、ネット関係者は「冷笑」、 または「失笑」しました。私は憐憫。楽天市場で用いられている「HTML」を見る限り巷間の「SEO」との違いは明らかです。

伝道師の発言は時に周囲を混乱に陥れます。「成功者」は「私はHTMLを知らない」と宣言しました。これは英会話を知らずに、アメリカ人のスタッフを雇い商売をしているようなものです。


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■ロングテール的集客術
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とある市場の机上の空論です。

テナントには出品点数を多くさせます。年間数点しか売れない商品でも出品させます。労力はテナントの負担で、ブログの「エントリー(日記や記事)」同様、出品あたり1ページとなります。テナント1店当たり約350点を出品させ、テナントの数が65000店あれば、2千2百万ページを越える超巨大サイトが誕生します。
1日1エントリーでブログを書き続けて肩を並べるには6万年以上かかる計算です。

仮に1年に3回しかアクセスされない商品ばかりだったとしても、年間6千6百万アクセスとなり1日18万件です。これを、外部リンク禁止によりサイト内だけを回遊させ、誘導の為に「サイト内広告」を導入します。

さて、この市場では、検索エンジンのアルゴリズムに左右されるSEOと、お金を払うことで解決できる「広告」のどちらが効果的でしょうか。

ネット周辺では根拠のない「風聞」が溢れています。ご注意ください。


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■営業戦略で集客する理由
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無知につけ込むSEO(SEM)業者は少なくありません。コンサルタントも以下同文です。彼らの魔手を逃れるためには「活きた言葉」が鍵となります。

googlで「営業戦略」と検索すると弊社のサイトが2位(平成20年5月19日現在)で表示されます。ちなみに前号で紹介したような「HTML入門」の延長だけで、「外部SEO」も使っていません。

ホームページを作る会社はワラワラあり、コンサルタントもウヨウヨいます。私は制作だけの下請け仕事は受けませんし、ご講釈を垂れるだけでお金を頂くのは性に合いません。ホームページがインターネット支店であるなら、そこでの「営業戦略」から参加するのがベストと考えました。「一業種一社」という方針からもピッタリです。「SEO」「LPO」など「インターネット用語」は同業者による「激戦区」でもあり「勝ちにくい市場」ですから却下です。
弊社の個性と方針、そして競合の少ない市場で「活きる」ための選択が「営業戦略」だったのです。


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■風呂釜洗浄で狙った市場
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リフォーム業の「ライフトータルサービス」にとって「風呂釜洗浄」が活きた言葉となりました。住宅業界はゼネコンまでいる激戦区です。

毎日丁寧に風呂掃除をしていても「風呂釜の中」に汚れが付着していきます。市販の洗浄器には限界があるのです。それを業務用の機械と洗剤で洗浄するのが「風呂釜洗浄」という有料サービスです。

不動産営業マンは「どんな家でも必ず壊れる」といいます。瑕疵はなくても数年も経てば、必ず修理やメンテが必要になるという意味です。風呂釜と重なりました。つまり、風呂釜の汚れが気になり
だす家には、リフォーム需要が眠っているという目論見で、検索結果をみると競合は皆無でした。そして・・・・・・・・・当たりました。

風呂釜洗浄は後から用意したものではなく、全ての「商品」を並べて見つかったものです。キーワードから探していたものではありません。


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■プラスワンで激変するライバル
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SEOは効果が出るまで時間と労力を要します。挫折する人が後を絶たない一因で、闇夜を全力疾走しろといっても、賢い人ほど疑い、商売人なら当然のバランス感覚です。

そこで、即効性の高い「簡単」な方法を紹介します。ただし、簡単な方法は「陳腐化」が早く、あっという間に賞味期限が過ぎ使えなくなります。

実戦SEOの簡単な方法が「プラスワン」です。キーワードを一つ付け足します。

商品名に「地名」を、お歳暮、お中元などの「用途」をプラスワンします。たったこれだけでライバルは激減し、勝ちやすい市場が現れます。検索連動型広告でも使えます。

ネットリテラシーの向上と、近くで買いたいという消費者心理から、地名を加えて検索する人が増えてきています。送料といった現実的な費用負担もあれば尚更です。お歳暮、お中元などの季節要素は意外な盲点で、「通年」で常設しておくと高い効果を得ることができます。


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■客の欲しいを意識する
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・・・・ノウハウは公開した時点でカウントダウンが始まっています。だから同時に「本道」も追求します。

活きた言葉は「客の欲求」「提供ができる商品(サービス)」、そして「競争のない(少ない)市場」から探します。まず、自社が提供できる商品やサービスの一覧表を作成します。次に「誰が何に使うのか」に思いを馳せます。商品名や用途などを無造作に書き散らかし、端から「検索」し、競合をチェックします。SEOには手間も暇もかかります。

風呂釜洗浄も多少の汚れを気にしない人には意味のない商品ですし、制作専門業者を希望する場合には「営業戦略」など無用の長物です。しかし、求めている客にはメッセージとなります。SEOと
は換言すれば「客探し」で、決して言葉遊びではありません。

客に何が提供できるか。客は何を望んでいるか。そこにライバルはどれぐらいいるのか。これが「本道」です。

SEOを考えることは自分の会社を見直す作業にもなります。業者に発注するのも結構ですが、是非、一度自社で取り組んでみてください。


今回の金言
「簡単な方法はすぐに陳腐化する。本道を忘れるべからず」

 

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