【第7回】集客力。商売にもっとも必要で忘れがちな力
POINT
『究極シリーズ「ファイナル」』
『お膳立てができている話』
『金が大切という税理士は信用するな』
『サルを連れてきたマツモトキヨシ』
『ホームページは更新が肝心に潜む嘘』
『どんな手段を使ってもOK』
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■究極シリーズ「ファイナル」
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商売用ホームページに取り組むための「ビジネスモデル」を考え「戦術コンテンツ」を用意します。それぞれは究極のテーマではありますが、実戦ではもう一つ欠かせないものがあります。それが「集客」です。2007年下半期のアクセスランキング首位のお礼を述べるために、前回は順序を入れ替えましたが、ホームページを本当に商売で役立てる方法が3回1セットで「完成」となる見事なミック担当者のお題設定に驚いています。
商売においてもっとも大切なものは「客」です。そして、客を集める「集客」は最大で永遠のテーマです。ところが、ホームページの解説書や成功例、またはITコンサルタントのセミナーでもぞんざいな扱いを受けているのも集客です。
このギャップは「商売」の現場経験を計るものさしになります。
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■お膳立てができている話
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ブログやアフェリエイトの専門家、ショッピングモールのECコンサルタントが書く解説書は、知識を充実させ希望を抱かせてくる点において大変有用です。コンサルタントがコンパクトにまとめた話は、やる気と知的好奇心を満たしてくれます。しかし、彼らが集客を語ることは希です。
彼らは集客から遠いところにいます。専門家は集まった客の相談には乗りますが、街角で集客ビラを配ることはありませんし、あまり知られていませんが、コンサルタントは主催者と親しくなることで次の仕事を発生させることが多く、一部の著名人を除けば集客は主催者の力によるものなのです。
つまり、お膳立ての上で戦っている人たちで、だから「集客」を疎かにします。
専門家やコンサルタントを卑下するつもりありませんが、商売用として見たときに痒いところに手が届いていない感は否めず、商売をゼロから立ち上げ、人脈も後ろ盾もなく成功した人の話には必ず「集客」のエピソードがあるのと対照的です。
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■金が大切という税理士は信用するな
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経営相談と書いて「社長の茶飲み話」とルビを振るといいますが、ある税理士は著書の中で「経営の中でもっとも大切なものが資本(=金)」と断言していました。仕入れにも賃金の支払いにも「金」が大切で、不足すれば廻らなくなり潰れてしまうと脅迫します。
馬鹿をいっちゃいけません。それは「机上」の話です。ましてや「出る(出金)」を先に考えるなど愚の骨頂です。商売は「入る(入金)」から考えるものだからです。脱サラでしくじるのもここで、店舗や在庫は貯金と退職金で賄えますが、「入る」の目論見が甘すぎることが多いのです。
お金は客が運んできます。だから「集客」が最上位。仮に無一文でも客さえ集めることができれば、「代金前受け商品後渡し」を客に提案すればよいのです。受け入れるか否かは客次第ですが、提案するチャンスが生まれるのです。しかし、客がゼロなら1億円の在庫を持っていても売り上げはゼロです。
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■サルを連れてきたマツモトキヨシ
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マツモトキヨシの創業者「松本清」さんは資金も乏しい独立当初「空箱」を展示し賑わいを演出していました。また、在庫がない注文が入ると「1日お待ちいただけますか」と了解を取り、閉店後に自転車で駅4つと離れたの知人の店を往復して「仕入れ」たのです。金がないことは理由になりません。
集客では「サル見物」という有名なエピソードがあります。
ある日、松本さんは当時珍しかった「サル」を店頭で飼い始めました。好奇心旺盛な子供達は砂糖に群がるアリの如く集まってきます。そこで、「子供がイタズラすると危険なので」を理由に「父兄同伴」で来てほしいと地元小学校の校長先生からお触れをださせました。
結果、「サルを見たついで買い」につながったのです。念のため添えておきますが、ホームページ上にサルを置けという話ではありません。
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■ホームページは更新が肝心に潜む嘘
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ホームページは何もしなければ太平洋に浮かぶ小さな島の支店と同じです。時折、船が通るかも知れませんが神頼みのレベルです。
その点、楽天市場やビッターズなどはショッピングモール自身の集客力が期待できますが、例えば楽天市場の場合、現在約6万店舗が出店しており、全てのブースが一坪だったとすると、東京ドーム4.2個分の広大な敷地の中で一坪です。じっとしているだけでは誰も気がつきません。だから「集客」が必要なのです。
よくホームページは更新が肝心と言いますが、これも半分は嘘です。それは更新とは「リピーター対策」だからです。人が集まる仕組みや仕掛けを用意せずにせっせと更新を続けても実りはあまりありません。更新はもちろん必要ですが、ものには順序があり、まずは集客に取り組んだ上での「更新」なのです。
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■どんな手段を使ってもOK
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最後に集客の方法について。
SEOはホームページの集客方法の基本ですし、メルマガもブログも、専門家のショッピングモール「オールアバウト」も集客ツールです。検索連動型等の広告ももちろんです。しかし、どれが正解と言うのには無理があります。「商売用の定義」つまりビジネスモデルによって異なるからです。共感型ならブログやSNSとなりますし、定期的なアプローチを要するならメルマガ、士(サムライ)商売ならオールアバウトといったようにです。
しかし、ひとつの定理なら紹介できます。
「投資は集客数に比例する」
お金を投資する「広告」に、メルマガやブログといった「時間」 を投資すれば必ず集客に結びつきます。係数は手法で異なり、個人差も激しいので目安を提示するのは難しいのですが着実に「集客力」がついてくるのです。だから、余裕がある場合は、金も時間も人材も併せて「投資」を薦めています。
更に集客はネットだけではありません。封筒にも名刺にも、日常会話にも「ウチのホームページは」と宣伝し集客チャネルを開きます。見て貰えればラッキーという程度でも、何もしなければ可能性は永遠にゼロですから。
集客にスポットを当てると違う世界が見えてきます。お試しあれ。
今回の金言
「集客を考えると成功する商売の仕組みが見えてくる」
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